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9/9「陸海空presents 大アマゾンスペシャル第4弾」第2部!!原始部族の祭りは、思いもしない方向へ!!第1部で張られた伏線を見事に回収し、「人間の幸せとは何か」答えの出ないこの問いに果敢に挑んだ素晴らしき取材!!心の底から面白かった!!

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第2部は第1部の後、ニュースを挟んで3分後に始まりました。

 

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U字工事チーム

 

猟犬との狩り

 

朝一番で、3名の男性と2匹の猟犬とで、船に乗って狩りへ。

 

犬はもちろん雑種。白にベージュのブチがある中型犬。2匹とも見分けがつかないくらいそっくりなので、たぶん兄弟犬と思われます。メスだけど。

 

ジャングルの奥で船をつけるや…。

 

猟犬、猛ダッシュでジャングルの中へ!!

 

人間と犬とで、鳴き声で意思疎通をはかりながら…。

 

猟犬が追っているのは足跡から「アニューへ」と呼ばれる巨大ネズミ、とのこと。

 

5時間走り回り、犬が疲れたので小休止。

 

犬が疲れたら休む。我々(人間)の都合で狩りはしない。

 

という現地の人の言葉が印象的でした。会社の都合だけで働かされる現代人たちよ…。

 

中型犬サイズのネズミ

 

30分の休憩で、再び走り出す猟犬。

 

人間も犬を追って、バラバラに探していると…。

 

バン!!と近くで銃声!!

 

U字工事が付いているのではない誰かが発砲したと思われ!!

 

大急ぎで音のした方に向かうと…。

 

文字通りの巨大ネズミ、アニューへが、瀕死の状態で倒れていました。

 

ネズミも中型犬と同じくらいの大きさがあります。

 

銃弾をお尻の辺りに受けて、もう立つこともできず。

 

その周りを猟犬がかなり興奮して飛び回っています。

 

なんどもネズミの首に噛みつき、トドメを刺そうとするような動きをしています。

 

巨大ネズミの表情がまた、死を直前にした恐怖がまじまじと見て取れる表情をしていて…。

 

ついつい、ネズミがかわいそう、という気持ちが湧き上がりました。

 

ネズミの体を丸めさせ、前足と後ろ足をロープでつなぎ、バッグみたいにして担ぐと、猟を再開。

 

猟犬が出てこない

 

しかしここで大きなアクシデントが発生します。

 

猟犬の一匹が、ネズミの巣穴と思しき横穴に入っていくのですが…。

 

なかなか出てきません。

 

最初は、よくあることだと静観していた現地の人たちも…。

 

30分経って出てこない犬に、異常を感じ始め。

 

絶対におかしい

 

と焦りの色を見せ始めます。

 

ナスDチーム

 

玉ねぎとトマトに、ナスDが持参したツナを混ぜただけのものをご飯にかけた食事が、どれだけ美味いかを熱弁しながら食べるナスD。

 

泥染の作り方・続き

 

カオバの木の皮で茶色く染まった布に、泥で絵を描きます。

 

その泥は、採取するに3時間かかる場所にあり、しかも危険が多い場所。

 

その泥で丁寧に絵を描いていくのですが、最近は母親からその技術を習おうとしない女性が増えてきている、とのことでした。

 

ここでまたナスDとホルヘがサンフランシスコ村の強欲ババアの話を持ち出し。

 

ナスD:ここまで丁寧に作っている泥染が1枚10ソル。あのババアは4曲、適当に歌って100ソル。言うに事欠いて、普段は200ソルとるって。

 

(200ソルって)7000円ですからね。ゴダイゴのコンサート行けますよ。

 

今回、はっきりと、文明の足音が聞こえました。

 

このように泥染をして、職人ですよね。

 

あのおばあちゃんは、私、シピポです、って言っただけで(観光客から)100ソル取れる。

 

私、シャーマンです、って(観光客に)言うだけで100ソル取れる。

 

それを(プエルトフィルメーサの人たちが)知った時。これ(泥染)を続けますか?ってことなんです。

 

 

ホルヘ:これは無くなる。簡単な方に走っちゃうんですよ。

 

骨とスジで出汁を取っていた鍋にニンニク、玉ねぎなどを加えたカルト・デ・カルネ(牛肉のスープ)が完成すると、

 

先住民の長い行列ができます。

 

彼らに取って牛は年に一度のご馳走。

 

お祭り客に与えるよりも先に自分たちがまず食べるわけです。

 

U字工事チーム

 

猟犬を助けろ!!

 

出てこない犬を助けるため、巣穴の入り口を広げるのですが。

 

地盤が緩く、崩落しかねない状況。

 

どうやら中で地盤が崩れ、通路が狭くなり、出てこれなくなっている模様。

 

鳴き声は聞こえるが、出てこない状況が1時間続き。

 

穴をかなり広げ、懐中電灯で中を照らし。

 

人間が犬のために必死で。

 

犬が、出てきた時は、見てる側も心からホッとしました!!

 

U字工事が村に帰ると、他の男性たちも様々な場所からの猟から帰ってきていて。

 

アニューへ(巨大ネズミ)はたいていの男性が獲ってきていました。

 

水道設備がある理由

 

ここで水に関するレポートがあり。

 

この村には、原始の部族とは思えない水道の設備があって。

 

学校の水道のように、横に蛇口が10個ほど連なったのがあります。

 

部族のリーダーによれば、

 

石油採掘を業者に頼まれて許可したら、水質が汚染され魚や動物が大量に死んだ。そこで政府に水道の設営を依頼。それが許可された。

 

とのことでした。

 

丁寧な料理

 

アクを丁寧にとるケチュアの人々を見たU字工事は、

 

(他の部族より)仕事が丁寧だな

 

と感想を漏らしていました。

 

そして驚いたのが、この巨大ネズミスープの味付けが…。

 

味の素

 

だったと言うことでした!!

 

行商から買ったんだが、これを入れるとうまいんだ

 

と部族の方が言っていて。

 

日本製だと知ると、

 

作り方を教えてくれない?

 

と女性から頼まれるくらい、味の素が気に入っているようでした。

 

どのシーンでも同じなのですが、ケチュア部族の方々は煮立った鍋から出された肉をそのまま手づかみで取って食べるのですが。

 

慣れてないU字工事は熱くて持てません。

 

それを部族の方々は、幼い子供ですら平気な顔をして食べています。

 

ネズミの肉を食べる時のU字工事の表情…。

 

うまいうまい!!

 

と言って食べますし、部族の中では満足な食べ物もないから、本当に美味いと思うんですが…。

 

いまいち、それが伝わってこない。

 

もっと大げさにしろ、とか言うのではなく。

 

やはりナスDがものを食べた時の表情って、本当に美味しそうで。

 

U字工事はまだその域には達してないなあ、と思ってしまいます。

 

ケチュアのお別れと、新部族

 

この日でケチュア部族を離れるのですが、皆でお別れ会を開いてくれて。

 

離れたところに住んでいる長老もきてくれていました。

 

さらなる奥地へ

 

以前、取材を断られていたアチュアル部族から急遽、取材許可が下りたということで、さらなる奥地へと向かい。

 

ここがマンチャリ村。

 

集落の中はとても綺麗な印象。

 

上半身裸の男性は誰もが大きな体格。

 

翌朝4時に起こされ、食料の調達にジャングルへ。

 

1m半くらいの長い松明にウィッグ(羽アリ)がたくさん集まってきて。

 

それを集めます。蜂くらいの大きさのアリもいます。

 

これを食ってみろ、と言われて食べるU字工事ですが。

 

やはりこの辺りがナスDとの違い。イヤイヤ食べている様子がよくわかり。

 

ナスDの部族潜入能力との差がわかってしまいます。

 

とは言いつつ、ナスDが特殊すぎるんであって。

 

彼らも必死に体を張っているのはよく伝わってきます。

 

アチュアリ部族の猟犬

 

夜が開けて、狩りに同行。

 

彼らも猟犬を使った狩りに出ます。

 

アチュアル部族の猟犬は1匹で。

 

犬の吠え声、ジャングルを走り回る、近くの銃声…。

 

ほぼ、数日前のケチュア部族の狩りと同じ絵が展開され。

 

ここでは巣穴に逃げ込んだ獲物を水責めにします。

 

近くの水溜りから、バケツや長靴に水を貯めて巣穴に流し込みます。

 

何十杯もの水を入れ込むと、徐々に巣穴に水が溜まり始め。

 

水面が波立ってくると、木を削ってモリを作り。

 

ついに顔を出した獲物にモリを突き刺し仕留めます。

 

穴から出てきた獲物は…。

 

あの巨大ネズミ・アニューへ。

 

この狩りには、なんと赤ん坊を抱いた女性も同行していて。

 

赤ん坊を抱きながら、背負ったカゴに獲物を入れて歩いていました。

 

このアチュある部族の取材はまだまだ続く、とのことで。

 

続編が楽しみです。

  

ナスDチーム

 

部族のお祭り

 

お祭り当日、朝の4時半。

 

煮込んでいた別の牛肉料理ができれば、再びこの集落の人々が行列を作って配布され。

 

ナスDもご相伴に授かります。

 

まずは蒸した魚料理が出て。

 

ファッサゴという魚とユカ芋がむちゃくちゃ合います!!味でいうと1位かも。三食これでいい

 

と絶賛。美味しそうに食べます。

 

が…。

 

続いて出された牛肉料理。

 

カウカウというペルーの家庭料理。ハチノス(牛の胃袋)とジャガイモを煮込んだものをご飯にかけて食べるんですが…。

 

美味しいけど、この村の人が牛肉を調理し慣れていない。鳥や魚料理の方が断然美味い。

 

とのことでした。

 

どうやらグリーンピースが入っていたのがお気に召さなかったようでもあり。

 

ナスDでも嫌いな食材があるんだ、とちょっと驚き。

 

祭りの様子

 

いよいよお祭りが近づき、シピポ部族の人々が様々な場所から集まってきて。

 

巨大なスピーカーが設置され。

 

アイスクリームの屋台。ちなみに値段は1ソル(34円)

 

三色の蜜をたっぷりかけたかき氷も1ソル。

 

スイカは一切れ0.5ソル。ジュースは2.5ソル、ビールは4ソル。

 

ビールはお祭り用に150ダース(1800本)用意。

 

さっきナスDが食べた肉料理や、2日間かけて作ったチチャというバナナのジュースはすべて無料。

 

無料食材は午前中ですべてなくなったとのこと。

 

サッカー大会

 

30チームが参加するサッカーの大会があって。

 

サッカー場はたぶん1面しかないので、優勝が決まるまでに20試合行われるとのことですが。

 

この記念日は自分の文化でやるべきなのに、なんでサッカーなの?

 

とコロンビア人でサッカーが好きなはずのホルヘですら疑問を呈していました。

 

最初は1試合30分だったのが…。

 

とても今日中に終わらない、とのことで1試合15分に変更。

 

1回戦を終えたところでさらにルール変更。PKだけで勝負を決めることに。

 

結局、PKだけで優勝チームが決定した、とのことでした(^_^;)

 

1997年から祭りにサッカーが取り入れられた、とのこと。

 

ホルヘもナスDも、ミスコンやサッカーを取り入れるシピポ部族のお祭りに、かなりの違和感を感じているようでした。

 

優しいナウン

 

その違和感のせいか、ナスDの顔色があまりさえないことに気づいたナウンくんが、バナナを持ってきてくれるところが、ナウンくんの心の優しさを表していて。

 

短いけど、心温まる場面でした。

 

ナウン姉の料理

 

ナウンくんのお姉さんが作る夕食はスパゲッティ。お母さんが作る魚料理とは全く違う食べ物。

 

それをナスDはなんと1皿37秒で平らげ。

 

5杯をすべて1分以内でたいらげる食欲を見せ、お姉さんも喜ぶのですが…。

 

ジャングルでパスタが出てくるという文化の波。ここでも文明の足音が聞こえるのでした。

 

見え始めた結論

 

夜のお祭り会場ではミスコンが行われ。

 

ドレスに身を包んだ3人の女性全員がミスに選ばれていました。

 

その後、踊りの祭がスタート。

 

みんなが食べた2頭の牛のうち、1頭をプレゼントした政治家。もちろん票集めのためにきているのですが、彼の号令のもと始まった踊りの祭。

 

音楽はパソコンから。

 

踊りも、西洋風な踊り。

 

とても部族の踊り、部族の祭りとは思えず。

 

村を出て行った若者が、けっきょく町では馴染めず、そこで知った文化とともに帰省。部族の伝統や暮らしが急激に変化している

 

ナレーションでこう説明があり。

 

今回のナスDチームの結論が、徐々に見え始めてくるのでした。

 

プエルトフィルメーサに、文明の足音

 

ずっとずっと、ナスDチームは「文明の足音」がキーワードとなってレポートが進んできました。

 

・強欲ババアはたった半年で歌の料金を10ソルから100ソルに値上げ。

 

・1歳の子供の誕生パーティ。

 

・近隣部族ではすでに観光客向けの建物や、観光客受けのいいシャーマンがにわかに増えてきて。

 

・部族のお祭り、と行って楽しみにしてたら実質サッカー大会とミスコン。

 

・ナウンのお姉さんの得意料理はパスタ。

 

プエルトフィルメーサにも、着実に文化の波が押し寄せてきている…。

 

これで彼らの生活はきっと楽になるはずだけど。

 

それを止めることはできないけれど、ナスDがとても複雑な心境であることは想像するに難くありません。

 

そしてこの後…。

 

決定的な出来事が起きます。

 

ホセ、お前もか…。

 

ナウンくんのお父さん、ホセさんが、どこかせわしなく、ずっとタバコを吸っています。

 

息子が大都市・リマから戻ってきて、奥さんとともにこの地で再び暮らすことを喜んでいるのか、と思っていたのですが。

 

陽気なホルヘが、

 

泣いてるよ、嬉しいから

 

とか言って囃し立てているのですが。

 

このすぐ後、それがとても虚しく響いてしまう出来事が起きます。

 

ホセの手紙

 

半年前からずっと、取材班を心から歓待してくれていたホセさんが、妙に他人行儀な様子で、彼らに手紙を読み始めます。

 

そこには、再び出会えたことへの感謝の思いが綴られていて。

 

感動の手紙なんだ、

 

と思いきや…。

 

この手紙を受け取って読んでください。あなたの友達・ナウンとホセより。

 

という文面で1枚目の手紙が終わり。

 

手渡された2枚目の手紙を呼んだナスDは、日記にこう綴っています。

 

自分の持っているバナナ畑を整理して、そこに観光用のマロカ(ホテル)を作りたいからお金をくれと書いてあった。ナウンのサインもあった。やはりショックだった。

 

リマから戻ってきた息子がナスDに、

 

今すぐ金を出せというわけではないんだ。後で渡してくれてもいい。

 

と取材班と交渉します。

 

おそらくリマでこういうことを覚えた彼が、日本から来た取材班からお金をもらう計画を立て。

 

ナスDが特にナウンを弟のように可愛がっていることを知って、ナウンにもサインをさせてあたかも彼の意思も含まれているように見せているのは明らかで。

 

まだ教科書にいたずら書きをすることしか知らないナウンがなんのことか理解していないのは明らか。

 

ホセさんのあのそわそわした様子も、息子が帰って来た嬉しさではなく、友に金をせびるということをしなければいけないことへの後ろめたさからだと思われ。

 

ナスDはその場で300ソルを渡していました。

 

ホルヘ:僕たちが今まで話したことと同じ。

 

彼(ホセ)はバックパッカーとか観光客が来るための家を作りたい。

 

もうここまで文明はきてるんですね。

 

 

ナスD:その力になっちゃったんですね、僕らが。

 

その後、ナウンくんのお姉さんからシピポ部族の刺繍入りのシャツや帽子などをプレゼントされ。

 

本当ならば嬉しいはずの品々も、

 

300ソルのシャツ(笑)

 

とホルヘがつぶやき、心から笑うことができないナスD。

 

明らかに涙目になっているナスD。

 

いちばんショックだったのが、ナウンのサインが入っていたこと。

 

頭のいいナスDが、ナウンが理解して書いたわけではないことは分かっているでしょうが。それでも、

 

(もう)敵としてみていますから。ナウンのこと。

 

とホルヘに愚痴り。ホルヘが

 

敵になっちゃったの?ナウンくんが?!

 

と笑っておどけながら言って、ナスDを慰めようとしますが。

 

すでに進む観光化

 

翌日。マロカを作る予定のバナナ畑を見に行くと。

 

すでに薬草の木が植えられていて。

 

観光客に振る舞うための薬草なのでした。

 

シャーマンは親戚にいる、など準備が着々と進んでいることを知らされ。

 

ますます陰鬱な気持ちになったと思われます。

 

味がしない食事

 

出してくれた食事。いつものように、とても美味しそうな食事ですが、それを食べるナスDにはいつものハイテンションは皆無。

 

そんな美味しいかな、これ。残そうかな。

 

と、今までなら考えられない発言をします。

 

帰るのが分かって、テンション下がっているんですよナウンの。

 

と、元気のないナウンについてナスDはそう言いますが。

 

ナウンくんが元気がなかったのは、ナスDが別人のように自分たちとの間に壁を作ったことを感じ取ったからではないかな、と思います。

 

泥染は20個できて。

 

皆がお別れの歌を歌ってくれて。

 

もう心が離れてしまったナスDは、

 

モトバイクに乗り、逃げるようにこの村から出た

 

と綴りますが。

 

振り返ると、ナウンが後ろを向いていた。

 

バイクを止めてもらって、走って行ってナウンを抱え上げた。

 

嬉しそうに笑いながら泣くナウンくんの顔が印象的で。

 

涙無くしては見られないシーンでした。

 

この番組ずーっと続けて、ちょくちょく来てやるぜ。その時マロカができていたら、この村の商品を全部買ってやる

 

そして最後にこう綴っています。

 

俺はそんなに弱くない。アミーゴ(友よ)、ホセ、ナウン、ありがとう。また会おう。

 

エピローグ

 

さらにナスDチームのエピローグとして…。

 

サンフランシスコ村に立ち寄り、あの強欲ババアに復讐しようとする場面がありました。

 

強欲ババアの前で彼が歌を歌い。

 

金くれ!!

 

と叫ぶのですが。

 

逆に強欲ババアは民芸品のネックレスを取り出し、彼らにつけます。

 

買わないですよ!

 

と叫ぶ彼らに対し、強欲ババアは

 

あげるのよ、友達でしょう?

 

と言ってスタッフ全員に一個ずつネックレスをプレゼントしていました。

 

うがった見方をすれば、歌を歌われて金を取られるくらいならネックレスをあげて誤魔化せばいい、と思ったと考えるのでしょうが…。

 

ここは素直にババアからの友情の印、と思うことにしましょう。

 

究極の問いに挑んだ取材

 

 

ただ単に、部族の奇妙な風習や、野蛮な生活、ショッキングな首の映像、

 

などを興味本位で放送し視聴者を刺激するというものでは全くなくて。

 

原始的な生活を送る部族の皆さんの、俗化されていない透明な心や、

 

そこに文明が徐々に忍び込んでくる様子をリアルタイムに取材し、

 

人間の幸せとは何か?、という、答えの出ない究極の問いに果敢に挑んだ、素晴らしい番組でした。

 

心から面白かったと思える番組でした。スタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

 

9/9「陸海空presents 大アマゾンスペシャル第4弾」がいろんな意味でムチャクチャ面白かった!!感謝と謝罪の言葉を持たない部族は元・首狩り族!!彼らが持っていた「首」がテレビカメラの前に晒され!!アマゾン奥地の子供達がなぜか日本語で「ジャンケンポン!!」とにかく見たことない映像のオンパレード!!見事に張られた伏線が、第2部ラストで涙に繋がる第1部!!

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昨日放送された4時間スペシャル「陸海空presents 大アマゾンスペシャル第4弾」は、とにかく陸海空の面目躍如とでもいうべき内容で!!

 

とても面白い内容でした!!

 

なぜスペシャルにしないで、あの素材をレギュラー放送で使わないんだろう…。

 

今までのスペシャルって、レギュラー放送で使ったものをまとめたって形じゃなかったでしたっけ?ちょっと記憶があやふやなんですが…。

 

今回は、レギュラー放送で使った素材もありましたが、ほとんどが初見の内容なので。

 

よりショッキング度も高かったのは事実でした!!

 

訪れた村々

 

①ジャングル入口の都市「プカルパ」

②観光地化されている部族の集落「サンフランシスコ村」

③外国人はほぼ訪れない「プエルトフィルメーサ村」

 

④外部からの侵入を拒む先住民の集落「サンタマリア村」世界初潜入!

⑤戦闘民族!ヒバロ部族の末裔「マンチャリ村」世界初潜入!

 

①〜③はナスDのチームが、

 

④〜⑤はU字工事のチームが取材する、という形。

 

U字工事チーム

 

ナスDの陰に隠れたU字工事

 

まずはU字工事チーム。

 

もともと部族アースはU字工事が体を張っていくはずの企画でしたが、同行ディレクターのナスDが強烈すぎて、もう彼のコーナーのようになってしまっていて。

 

レギュラー放送回でも、U字工事はほとんど映らなくて、9割はナスDが主役、となっていました。

 

が、今回のスペシャルはナスDとU字工事の出てくる割合は、だいたい半々くらいだったかと思います。

 

というのもU字工事が担当したサンタマリア村とマンチャリ村は世界初潜入、ということで。

 

どれも見たことのない映像のオンパレード。

 

U字工事も体を張っていて。

 

ナスDチームに劣らない取れ高だったと思われます。

 

ダニ刺されの秘薬

 

ダニに刺された福田が薬を塗っていると、ガイドの方が

 

ダニ刺されには漂白剤がいいそうです。ペルーでは病院でも勧めているそうです

 

とのことでした(^_^;)ほんとかな?

 

緊張感

 

サンタマリア村の場所がよくわからず、周辺部族に聞き込みをしながら河を進むと

 

川岸で遊んでいる子供たちが撮影班の船を見て、慌てて逃げていく様子に…。

 

早くも緊張感がみなぎります。

 

8時間かけて到着したサンタマリア村の川岸では、たくさんの村人がこちらを見ていて。

 

攻撃する様子はありませんが、強い緊張感は漂っていました。

 

ガイド1人が上陸し、交渉へ。

 

1時間かかった交渉も、「首長不在」で結論が出ず。

 

その日のうちに首長は戻らなかったのですが、日が落ちる頃には…。

 

ガイドさんの働きで、今いる最高権力者にU字工事が直接、意思を伝える、という段階にまでは信頼関係が構築され。

 

2人は「今いるトップの人」と話します。

 

彼は、

 

明日の朝、村人と会議を開き決める。それまでの宿は手配してやるが、勝手に歩き回ったり、村人に話しかけるのは禁止

 

という条件で、広い倉庫のような空き家に入れてもらえます。

 

翌朝、日本からの長期移動に疲れが残る益子に対し、早寝早起きができるという福田はかなり体調が良さそうで(^_^;)

 

福田のすっきりした顔が笑いました(^_^;)

 

ナスDチーム

 

まず冒頭は、サンフランシスコ村の強欲ババアとナウンくんとの再会シーン。

 

それは4/28にすでに放送済みで。

 

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ただ何回見てもこの強欲ババアのくだりは面白く。

 

また、半年前は10ソルだったのに、今回は100ソルに値上げされている事態を、

 

「文明が入ってきている」

 

と分析している切り口は、前回の放送ではなかったものでした。

 

ナスDのメインはナウンくんの家族のいるプエルトフィルメーサ村。

 

2日後に村の創立59周年記念の祭りがある、ということで。

 

今回の取材はこの祭りに照準を絞ったものになります。

 

ナスD圧巻の飲み食べっぷり

 

おなじみの酒「マサト」を飲み、シルイという魚をうまそうに食べるナスD。

 

ジャングルバナナは安納芋のような甘さらしく。食感はクリームのようだそうです。

 

この飲みっぷり、食べっぷりが素晴らしく。

 

U字工事には真似のできない、彼ならではの魅力です。

 

ウィトの登場

 

果物でもあり、刺青の染料でもあるウィト。ナスDの語源となった、彼が真っ黒に染まった果物が再び登場。

 

その身を塗りたくれば再び真っ黒ですが…。

 

ナウンくんが「黒くならないでいい」というので今回は塗らず。

 

視聴者的には、ホッとしたような、ちょっと残念なような、複雑な思いでした…

 

視聴者全員プレゼントの買い付け

 

泥染を応募者4500人全員プレゼントを買い付けるのですが。

 

ボラれ体質のナスDに変わり、ホルヘが1枚ずつ、必死に値段交渉をしている姿が印象的でした。

 

パトロナルの祭り

 

創立記念日を祝うお祭りはパトロナルの祭りといい。この集落に350人全員から1家族30ソルずつ出し合ってお祭りを準備しています。

 

このお祭りには2000人を超えるシピポ部族が集まってくる予定。

 

食べ物・飲み物が足りないと部族の恥になるため、準備に余念がありません。

 

誕生パーティ

 

1歳の女の子の誕生パーティが行われていて。

 

集会場にスピーカーを置いて、西洋風の音楽を鳴らし、子供を中心に皆が踊っています。

 

ホルヘ:これもう本当のシピポ部族の文化じゃないでしょ?

 

ナスD:1歳の誕生日って文化が海外から入ってきたんですよね?

 

シピポ部族の村で、英語の歌詞の音楽に合わせて踊る若者たち…。

 

ナスDは日記にこうつづっていました。

 

文明はもうすぐそこまでやって来ている

すごいスピードでシピポ部族の村々を飲み込んでいる

ただ、今はまだ変わらないこの村で幸せを感じた

いつかはこの集落も変わるだろう

 

U字工事チーム

 

村民会議

 

彼らを村に受け入れるか否かの会議が始まります。

 

まずは点呼から。

 

集まったのは、選挙で選ばれた村の代表者。その数約30人。

 

まずは挨拶するのが筋じゃないのか、との村人からの言葉に、益子が自己紹介をします。

 

みなさんの生活を勉強させていただいて(日本で)伝えるということをやっている

 

とケチュア部族の皆さんに伝えるU字工事に対し、忌憚のない意見が飛び交います。

 

いきなりくるやつが信用できるのか?

 

何かあってからでは遅い

 

金はよこすのか?

 

といったネガティブな意見もあれば、

 

国から援助が受けられるきっかけになるかも

 

ケチュア部族の文化がペルー全土に広がるいい機会では?

 

といった前向きな意見も。

 

1時間に及ぶ会議の末、彼らは受け入れるという結論に。

 

さっそくジャングルへ

 

受け入れられた彼らは早速ジャングルの中へ連れて行かれます。

 

「噛まれたら1時間で死ぬ」という毒ヘビを横目に進むジャングル。

 

1時間ほど歩くと、大きな葉っぱを収穫している現場。

 

家の屋根にする、というその葉っぱは約2メートルほどのものを何枚も重ねて、一方の端を頭にくくりつけて運びます。

 

1時間きた道を、そのままそれを持って帰るわけで。

 

U字工事は1人2枚を持って帰りましたが、通常村人は1人10枚以上。

 

総重量は10kgを、村人たちはやすやすと運びます。

 

対して、その5分の1しか運んでいない福田はもう目が虚ろ…。

 

その過酷さを物語ります。

  

その葉っぱは新しい家の屋根に使われるもので。

 

釘を一本も使用しない、大きな家の屋根をその葉っぱで葺いていました。

 

その家は中学校の先生の家族を迎え入れるための家で。

 

明後日にはやってくる先生たちに対し、家はまだ全然できていなくて(^_^;)

 

でも部族たちは平然と、なんとかなるさ、と全く焦っていない様子。

 

締め切りに追われて焦る、という現代サラリーマンから見たら、なんと人間的なスケジュールだろう、と思わずにはいられませんでした。

 

ケチュア語には「ありがとう」がない

 

U字工事が村人からケチュアの言葉を聞く場面があって。

 

朝の挨拶はアーリプーチャ。昼になるとアーリチーシアになる

 

と教えてもらうも、

 

スペイン語のGracias(ありがとう)にあたる感謝の言葉はない。Perdon(ごめんなさい)もない

 

とのことで。

 

感謝や謝罪の言葉がない文化の存在に驚きました。

 

逆にいうと、感謝や謝罪をする必要がない文化。

 

自分と他者との区別が全くないということでしょうか。

 

とにかく驚きでした!!

 

亀(マタマタ)を食す

 

甲羅を剥がし、皮を湯引きして葉っぱで包んで蒸し焼き。

 

甲羅についている肉は、甲羅をそのまま焼いて。

 

30分ほど焼いて出来上がり。

 

調理中、部族の女性に

 

旦那さんからプロポーズされた時、何て答えたんですか?

 

という質問には、

 

照れたように笑いながら答えを濁す部族の女性。

 

こういう質問に対する返事は万国共通で恥ずかしいという意識が働くんだな!と思いました。

 

長老の元へ

 

サンタマリア村を作った長老の家は、村から船で1時間の場所にあって。

 

長老の面構えは、まさに

 

ザ・長老

 

って感じの堂々たる面構えでした。

 

推定年齢80歳くらい。エネルギーに満ち、殺気すら漂うオーラを放たれていました。

 

取材班がサンタマリア村に来た時、皆が

 

長老は不在、いつ帰るかもわからない

 

といっていましたが、その長老が彼のことだと思われ。

 

長老は村には住んでいなくて、ここに住んでいたのでした。

 

村人は、取材班に対し、別に住んでいる長老のことを

 

不在、いつ帰るかわからない

 

と説明していたというわけで。

 

取材班を信用していなかったから本当のことを言わなかったと推察され。

 

今ここに連れて来たということは、長老に紹介しても良いとの信頼を勝ち得たということでしょう。

 

長老、衝撃の告白

 

私たちの先祖は戦いに勝つと相手の首を狩り、体にぶら下げていた。どれだけ多くの首を持っているかが強さの象徴だった。100年前まではその文化があった。

 

まず頭蓋骨を抜いた顔の中に石を詰める。それを火で炙って脂が抜けると、詰めた石の大きさまで顔が縮むんだ。

 

その脂でトウモロコシを炒めて食べ、戦いの英気を養っていた

 

 

という長老の発言に対し…。

 

一番驚いていたのが、取材班をここまで連れて来てくれたケチュア部族のリーダーで。

 

彼にとっても初めて聞く話だったようでした。

 

伝統を守るのも大切だが、首狩りの風習は残したくない

 

という理由で、長老はこの話を誰にもしていなかったのでした。

 

衝撃!!「首」の映像

 

ここで映像はペルーの国立博物館へと飛び。

 

一般公開はしていない、かつて首狩り族がぶら下げていた「顔」がテレビカメラの前に晒されました…。

 

これはかなりの衝撃映像で、よく地上波で放送できたな、と感心する映像でした。

 

思わず、ゾッとするようなその映像は…。

 

何重にも重ねられた紙を開けると…。

 

通常の約1/2くらいに縮んだ…。

 

明らかに、人間の「顔」。

 

髪の毛がフサフサに生えていて、それが妙に生々しく。

 

皮膚はどす黒く変色し、目は閉じられ。

 

鼻の穴などはしっかりと空いています。

 

口が開いていると喋り出したり霊が出てくると考えられ、縛られています

 

という説明通り、上唇と下唇は糸のようなもので縛られているようでした。

 

全部で3体の「顔」が映し出され。

 

子供なら絶対にトラウマになる映像でした。

 

ナスDチーム

 

ナウンくんの学校生活

 

先生は教室に来るものの、すぐに退室。1時間目はいきなり自習。

 

生徒たちは教科書に落書き。誰1人、勉強はしていません。

 

ナウンくんは教科書に書いてある焼き物をする女性の挿絵を落書き。

 

10分後には生徒たちは教室を走り回り、喧嘩まで。

 

やっと戻って来た先生は…。

 

今日の授業はここまで。

 

って、全く授業してないやん!!

 

まともな授業は一切なく、1時間ほどで学校は終わり…。

 

こんなことでいいのだろうか…。

 

泥染の作り方

 

①カオバの木の皮を3時間くらい煮れば色が出て来る。

 

②トクヨという木から作った泥染用の布を浸ける

 

③3時間、天日干し。

 

④再び煮汁に漬け込み、また干す。

 

⑤これを8回繰り返し、やっと下地が完成。

 

とにかくシピポ部族の女性たちはよく働きます。

 

シャーマンだらけ

 

サンフランシスコ村とプエルトフィルメーサ村の間にあるパドレベルナルドという集落は、かなり俗化が進んでいて。

 

このことは4/28に放送されたレギュラー回でも言われていましたが。

 

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バックパッカーはここまでもうやって来ています。

 

バックパッカー目当ての商売としてのシャーマンたちで。

 

建物はもうレンガやコンクリートでできていて、バックパッカーの宿と化しています。

 

サンフランシスコ村には病院もあり、すでに「集落」ではなく「街」で。

 

サンフランシスコ村からパドレベルナルドまではもう外国人がやって来ている、という事実を再確認します。

 

つまり、ナウンの住むプエルトフィルメーサに外国人がやって来るのは時間の問題だ、ということが言いたいのです。

 

他者との隔たりがない

 

どうも猟に行く気配がなく、無理を言ってお願いし、同行することに。半年前は雨季だったため川だった箇所を歩いて行き。

 

ジャングルで薬になる木や家屋に使う木などを教えてもらい。

 

樹液が湿布がわりになる木。紙の原料になる木。

 

家屋用の木はけっこうお金になるようなので、ナスDが

 

切っていいかは皆で話し合うんですか?

 

と聞くと、

 

話し合いなんかしない。ここにあるものは村のものだから、誰が切ってもいいんだ

 

と言います。

 

これがありがとうやごめんなさいがない文化ということでしょうか。

 

他者との隔たりがない、という文化。

 

ジャンケンポンの謎

 

子供たちが、日本語ではっきりと、

 

ジャンケンポン!

 

と言ってじゃんけんをしていたのですが。

 

テロップに「*スタッフは教えていません」と出ていましたが。

 

それを信用するなら、なぜ南米ジャングルの奥地にいる子供たちが、日本語で「ジャンケンポン」と言っているのか…。

 

その説明は一切、ありませんでした。

 

アマゾン川の不思議

 

パロメタという、ピラニアみたいな魚を購入していて。

 

ナスDが小声で、

 

もう魚も獲らないんだ買うんだ。もはや狩りもしないと。複雑やな…。

 

と呟きます。

 

狩りに行くより買ったほうが早い

 

と自分を納得させるかのように、続けて呟きます。

 

ただ、その魚で作ってくれた料理はとても美味しいようで。

 

アマゾン川って真鯛がいる。イルカもいる。元々が海で、海がゆっくり川になったんで海水魚が淡水にいる。

 

海水の方が塩が入っている分だけ微生物が少ないんで味が臭くなりづらい。川の魚の方が泥などで臭くなりやすい。

 

たぶんこれ(パロメタ)ももともと海水魚だと思われます。臭みがなさすぎるんで。

 

パロメタの骨まで全部食べるナスDに、現地人もドン引き。

 

でもこのバイタリティこそ、部族の人たちですら惹きつける彼の魅力。

 

牛の到着

 

そして、年に一度のお祭りでしか食べられない牛が村に到着。

 

トラクターの荷台に、2頭の牛が両足を縛られ、横に寝た状態で運ばれて来ました。

 

1頭は住民が購入、1頭はある方からの贈り物、だそうで。

 

さすがのシピポ部族も、年に一度しか扱わない牛には四苦八苦。

 

街の真ん中で始まる解体作業。子供達も興味津々で見守り。

 

3時間かけての解体。結構エグいシーンも映っていました。

 

明日は年に1度のシピポ部族のお祭りに、世界初潜入。しかしこれが意外な展開に?!

 

とのナレーションを残し、第1部が終了しましたが。

 

このナレーションは決して、大げさではなく。

 

確かに第2部は…。

 

複雑な後味を残します。

 

緻密に計算された第1部の伏線が、第2部で絶妙に絡まり合い。

 

幸せとはなんなのか、

 

文明とは正義なのか悪なのか。

 

友情とはなんなのか。

 

 

アマゾンの奥地で、人生をかけてもわからないその答えを探す旅なのでした。

 

第2部はこちら!!

↓ ↓ ↓

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今夜も「陸海空」、部族アースの「大アマゾンスペシャル」18:57から4時間ぶっ通し!!有名な日本人シリーズはつまらない!!というファンの声を覆してくれ!!

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ついに今晩6:57から、陸海空の大アマゾンスペシャルです!!

 

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. 【いよいよ明日!】 . 明日9月9日(日)夜6時57分~、 . 地球征服するなんてpresents 大アマゾンSP第4弾 U字工事と破天荒のナスDの大冒険! 4時間一挙放送!をお届け!! . U字工事とナスDが二手に分かれ 部族が暮らす5つの地域を徹底取材! 未知なる文化の連続! 最後まで目が離せない大冒険をお届けします…! . と、その前に…本日 夜10時10分、 地球征服するなんて オンエアに合わせて 【ナスDの大冒険YouTube版#13】 「気絶…その後、新たな冒険の始まり編」を 配信致します。 . 宜しくお願い致します。

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「陸海空」=ぬるま湯、のレッテル

 

最近の陸海空のレギュラー放送は、「世界で有名な日本人」シリーズばっかりで。

 

最近はどのチャンネルを回してもやってるような、ありきたりの内容。

 

はっきり言ってつまらない。

 

かつては「陸海空」=度肝抜く映像!!

 

陸海空って、部族アースでアワフン族に殺されかけた、ギリギリのあのシーンや、ナスDが現地人に溶け込む為に体を張るムチャクチャなシーンがウリだったはず。

 

他にも釣りまアースで池崎が体を張り、西村アースでは西村が体を張った、度胆を抜くムチャクチャな映像が、他のぬるま湯的バラエティとはっきりと一線を画していて、それが視聴者がチャンネルを合わせていた理由なのに…。

 

毎回、同じメンバー

 

本田圭佑、宮崎駿、黒澤明、鳥山明、北野武、三船敏郎…。

 

いつも同じメンバーが顔を揃えるこのアンケートのどこに見る価値があるのだ…。

 

復権なるか?!

 

せっかくナスDたちが命がけで気づきあげてきた

 

「陸海空」=テレビ史上、稀に見る、命がけ映像の宝庫

 

という認識が…。

 

有名な日本人シリーズで、

 

「陸海空」も、やっぱりぬるま湯だった

 

という認識に変わりつつある昨今。

 

どうか、今夜のスペシャルをきっかけに、

 

再び、あの痛いほど迫ってくる「陸海空」の魂を見せてくれ!!

dele(ディーリー) #7 死刑囚は世間に殺される ミステリの常識を打ち破るラスト、最悪の読後感。きっと、一生忘れない物語。

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今回のdele(ディーリー)は、掟破りといいますか…。

 

テレビ番組としてのミステリとしては、ありえないような着地の仕方をして…。

 

本で言えば最悪の読後感を残す作品となりました。

 

逆に言えば、強く印象に残る物語でした。

 

STORY 

 

死刑囚は無実なのか

 

真柴佑太郎が、ある依頼人の死亡を確認、坂上圭司が彼から依頼されたファイルを削除しようとしたところ…。

 

偶然、その場に居合わせた圭司の姉で弁護士の舞は、依頼人の名前に聞き覚えが。

 

8年前に発生した夏祭りでの毒物混入事件。その犯人とされ、死刑が確定している犯人・笹本の息子の名前、隆でした。

 

死刑囚の息子が自殺し、死後に削除を依頼していたファイル。舞は弁護士としての職務上、ファイルの閲覧を主張。圭司がファイルを開けると…。

 

ファイルは動画ファイルで。

 

犯行があった夏祭り、青酸カリが混入されたウォータークーラーに、謎の粉末を混入する人物の映像が映っていました。

 

その人物は死刑囚・笹本とは別人。

 

笹本は8年間、ずっと無実を主張しています。

 

これは死刑囚の無実を示す証拠なのでは?!

 

洋食屋

 

真柴佑太郎がすぐに現地へ飛び、聞き込みを開始。

 

最初に入った洋食店で、動画に映った人物の顔を見せると…。

 

養殖店のオーナー・上野はその人物を、市議会議員の宮川だと佑太郎に説明。

 

佑太郎が宮川に会いにいくと、宮川は留守。

 

食料品店

 

次に入った食料品店の店主は、温厚そうな人物でしたが、認知症の老婆が店の商品を勝手に開けようとすると、キレて老婆を大声で怒鳴りつけます。

 

見かねた佑太郎が老婆を家まで送り届けると…。

 

その家は、最初の洋食屋。

 

老婆は佑太郎を、自分の孫だと勘違いしていたのですが、その孫は毒物混入事件で死亡していたのでした。

 

市議会議員

 

洋食屋のオーナーの上野は、市議会議員・宮川についてきになる話を始めます。

 

宮川が、地元の建設業社長から脅されている現場を目撃。毒物事件でその社長は死んだ…。

 

一方、動画を解析していた圭司は宮川に接触。ストレートに、あなたが粉末をウォータークーラーに入れている動画がある、と迫りますが…。

 

宮川はそれを、ジュースの粉末だと釈明。

 

議員の娘

 

圭司が帰ろうとすると、宮川の娘が圭司に接触。

 

宮川の娘は、8年前、自分の父親が、洋食店オーナーの上野の妻との不倫現場を目撃。

 

上野の娘はその事件で死亡している…。

 

もしかしたら犯人は、上野に嫉妬した父?

 

それとも、娘が邪魔になった母親?

 

宮川の娘は、ずっと悩んでいたのでした。

 

洋食屋の妻

 

圭司はハッカーとしての腕を駆使し、上野のスマホに侵入。

 

上野は、妻と宮川の不倫に気づいていました。

 

死刑囚の息子

 

佑太郎が自殺した笹本死刑囚の息子・隆について調べていくと…。

 

彼が唯一、心を開いていた孤児院時代の同級生に出会い。

 

隆が彼女に送っていたメッセージを入手します。

 

そこには、犯罪者の肉親として、近隣住民から受け続ける不当な差別の実態が映されていて。

 

さらに、隆自身が何かの粉末の薬を手にしている動画もあり。

 

真犯人は隆?自分の人生を破壊した父を殺そうとした?あるいは犯罪者の息子として差別する住民たちを憎んでの犯行?

 

死刑囚

 

舞は拘置所の笹本と面会。息子が自殺したことを伝えます。

 

しかし、息子が薬品入りの瓶を持っていた、真犯人は息子では?と問い詰める舞に対し笹本は、

 

息子が持っていた薬品は医者から処方されていた薬。犯人はあの街にいる!!

 

と舞に叫びます。

 

溢れ出る容疑者たち

 

隆が友人に送っていた数多くの動画を見ると…。

 

宮川の娘が、売人からドラッグを買っている場面が。売人は例の毒物で死んでいた…。

 

さらに、認知症の老婆を怒鳴りつけたあの食料品店の店主。

 

彼は佑太郎に、事件現場には行っていないと証言していたのに、当日の動画には映っていて。

 

彼が自分の親にDVを働いている動画もありました。

 

そして彼の親も、毒物で死んでいる。

 

・宮川議員→土木業社長に脅迫を受けていた・不倫中の女性の夫への嫉妬?

 

・宮川の娘→ドラッグに手を染めていて、売人から脅されていた?

 

・上野→妻の不倫に気づき、宮川を殺そうとした?

 

・上野の妻→宮川との関係の清算?夫の殺害?

 

・食料品店店主→浪費する親が邪魔になった?

 

・笹本の息子・隆→犯罪者の息子として差別し続けた世間への恨み?父親の殺害?

 

調べるほどに容疑者が増え続けますが…。

 

死刑執行

 

笹本の死刑が執行。

 

真相は誰にもわからないまま、終わってしまいます。

 

社会は人に一つの人格を望む。だから人は表向きの自分を演じ、はみ出る部分を隠したがる。隠してきた部分を消せば一貫した人生になる。暴けばいろんなものが壊れる。

 

だから俺はいつも中を見ずに消してきた。責任が取れないからだ。

 

この街も暴かれることを望んでいない。あの削除依頼を消せば、今まで通り笹本が犯人でこの件は終わる。

 

 

俺だって責任は取れない。でも消すことだって同じくらい恐ろしいことなんじゃないの?

 

どこにでもありそうな、一見、平和に見える住宅街に、2人の会話が虚しく消えて行きました…。

 

掟破りの展開

 

死刑を目前に控えた死刑囚に、無罪の可能性が出てきた…。

 

通常の推理ものなら、探偵が駆けずり回って真実を見つけ、

 

死刑執行10秒前に

 

待った!!

 

と叫ぶパターンですが。

 

そんなやり尽くされたパターンではありませんでした。

 

新たな容疑者が溢れ出てきて、残り時間が10分を切った状況で…。

 

あ。これは、真犯人が誰だかは判明しないパターンかも

 

と危惧し、その通りになってしまいました。

 

実に後味の悪いパターンですが…。

 

同時に、そこはかとない後味が残る作品。

 

その後味は苦くて、できれば味わいたくない種類のものですが

 

あまりに御都合主義な、ハッピーエンドの物語に慣れてしまった身としては、

 

逆に新鮮でした。

 

タッカー・コウのミステリに、同じような結末の物語があったかと思います。かなり昔に読んで、主人公の名前さえ、もう覚えていない小説ですが、

 

この結末だけはよく覚えていて。

 

それほど、強く印象に残った物語だったのだと思います。

 

本作もきっと、長く僕の印象に残ることでしょう。

 

9/14までTVerで視聴可能です!!

 

tver.jp

 

 

 

 

東京で、和歌山・白浜の「ナギサビール」が飲めます!!

場所は渋谷駅そばの

 

TAKIさん。

 

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「サマーウィートドゥンケル」はこちらのお店用に作った商品で。

 

ナギサビール工場と、TAKIさんとでしか飲めない、特別なビールです!!

 

下戸の僕が一口飲んでも、フルーティな風味がふわりと広がる美味しさを感じました!!

今夜のサブ4‼︎は、地震のため函館マラソン編は延期‼︎

北海道に大きな地震が襲いました。

 

北海道のみなさん、どうぞご無事でいらっしゃいますように。

 

サブ4‼︎はきょうから函館マラソン編のはずでしたが、延期になるようです。

 

16時現在、何を放送するか未定のようです。