エド・スタフォードの新番組が始まりました。その名も「大脱出!サバイバルレース」。
エド自身による番組の趣旨は、
屈強なサバイバリストに勝負を挑みます。
過酷な地で繰り広げられる1対1の勝負己の強さを証明してみせます。
自己顕示じゃない。極限のサバイバル生活でさらなる高みを目指します
とのことでした。極限のサバイバル生活…。 自ずと期待値が高まりました!!
舞台はボルネオ島のどこか。
コース考案
コースの考案者はエドの友人のウディ。軍の精鋭たちを訓練してきた経験を持つプロの彼が、2人の安全を見守る総監督的な立場。
ワニのいるジャングルで寝静まった2人の周囲をこっそり船でパトロールし、危険がないかをチェックしたりしていました。
装備、注意事項
装備はナタのみで100kmを踏破します。
ウディから2人にアドバイスが飛びます。
クロコダイルは危険だ、水に電流が流れていると思え
レース
2台の小さなボートにエドとアルドが乗り、マングローブの岸の手前で降ろされ、水の中を進んでマングローブの森に入ります。
この時、ドローンからの映像にエドの背後にエドを映すカメラマンの姿も映っています。
また、アルドの方も、アルドを写しているカメラがあるので、カメラマンも同行していると思われ。
このあたりがちょっとよくわかりません。
エドもアルドも、普通の人間ではありえないくらいの速度でマングローブの森やワニの沼を移動しているのではないのかな…。
でもそれについていってるカメラマンがいるってのはどういうことなんだ…。
カメラマンはリュックを背負っているのが確認でいます。カメラマンは食料や水は、背負ったリュックに入っていると思われます。
つまり、エドやアルドは食料や水分を移動しながら入手せねばならず、そのためには必ず立ち止まり、罠を仕掛けたりしなければならないわけで。
マラソンのように走り続けているわけではないので、追いつけるのかもしれない、と思うようにしました。
1日目
エド
相手が元海兵隊員であり、自分はかつて海兵隊に志願し落ちた経験があるため、何としても勝ちたいという思いで突き進みます。
川に架かる自然の橋を見つけ、慎重に登って川を渡る
Y時になった太い枝に腰掛けるようにして、ベルトで身体を木に結び落下を防ぐという方法で仮眠を取っていました。
アルド
足場が折れ、沼に転落、ワニの恐怖から必死に泳ぐアルド。
しかし同じコースをカメラマンも渡らなければならないはず
エドもアルドも、カメラマンが渡るのを待つのか、
それとも森には複数のカメラマンがいてすでに渡っている場所にいるカメラマンがいるのか
それともすぐ後ろにボートがいて、カメラマンは安全に渡っているのか。(のちのちの状況から、この説がいちばん有力です)
夜は潮が満ちるのを計算し、マングローブの上に即席の寝台を作り寝るアルド。
ボートに乗ったウッディが、彼らの寝床の周辺の危険がないかを見回っている場面もあるので、カメラマンはそのボートで回収されているのかもしれません。
マングローブの高い枝に切った枝を渡し、簡易の寝台で初日の夜を迎えていました。
2日目
エド
早々に沼からカタツムリのような生物を拾い上げ。
川の生き物に比べると、海の生き物は安全です
といい、ナタで殻を壊して身を取り出し、生のままで食べます(¯―¯٥)ウエー。
吐きそうになりながら飲み込むエド。
マングローブと違う種類の木が見えて、
マングローブを抜けた
と喜ぶもつかの間、抜けたどころかマングローブの中の島にいることに気づき。
自然との調和が自分の強みだった
と、海兵隊員に張り合おうとしていたことを反省し、ツルを集めてロープにして持ち歩きます。やがて夜が近づき、
3本の木にツルを張って三角形を作り、ピンと張って寝台を作る
という方法で寝台を作り、さらに泥で台を作り、そこで火を起こし、少しでも快適に夜を過ごせる工夫をします。
一瞬、ワニが姿を現し、カメラマンが慌ててエドの寝台に避難するシーンが緊張感を増幅させるびえ場面がありました。
アルド
6mの川を渡るべく、ナタで木を切り倒し橋とする計画を立てるも、木が予定していた方向に倒れず。
川の中腹までしか伸びない橋となってしまいます。
他の方法を試すもうまくいかず、結局はこの失敗した橋を渡り、途中で川に転倒、ワニを恐れて必死に泳いで対岸に渡るという失態を演じ。
問題はここをカメラマンも渡らなければいけないはず。やはり近くで待機していたボートで渡ったという可能性が高いな、と思われます。
3日目
エド
対岸に渡るべく、枝を切り落とし「A」の形を作るAフレーム作戦をとります。
このAフレームによじ登り、横棒部分に足をかけ、Aフレームそのものを対岸へと倒し、移動するという作戦です。
ツルを微妙に調整しつつ少しずつ対岸へと倒していきますが、途中で崩れ、水中へ。
前日のアルドほどではないにしても、成功とは言いがたい状態で対岸に渡りました。
その後、自分の足の血を吸っていたヒルを餌にして魚釣りを思いつき、道具を作り。
20cmほどのナマズを釣り上げていました。
ここでも火を起こし、ナマズを丸焼きにして、骨だけ残して綺麗に食べていました。
アルド
木でカゴ状のカニのワナを作り、まあまあの大きさのカニを入手します。
生は初めてだが食べてみよう
ということで生のカニを食べていました。
火で魚を食べているエドのすぐ20mほど脇にまで接近、なんとかエドから火を盗もうと画策。
4日目
エド
ついにマングローブを抜け、ニッパヤシの森を進む
ニッパヤシを三角錐状に組んでテントを作り就寝。快適そうでした。
アルド
火を盗みたいため、エドのねぐらのそばで仮眠、エドが出発したのち、エドの焚き火あとから木炭を盗んでいました。
その後、ニッパヤシの林への川を渡らねばならず…。
根の塊をカギがわりにして、ツルでロープを作り、対岸に投げて根にカギを引っ掛け、対岸とこちら側を渡すロープを作り、それを渡っていました。海兵隊員の面目躍如、と言った感じでした。
夜、エドの残した木炭を敷いた上でワラを転がし火を起こしていました。やっと快適な夜を手に入れた様子でした。
5日目
エド
「ニッパヤシの実」なるものを食べていました。その味は…。
マジパンの味がする
とのこと。
マジパンとは、
砂糖とアーモンドを挽いて練りあわせた、餡のような食感のある菓子で、独特の風味がある。(ウィキペディアより)
アルド
木を切り倒し皮を剥ぎ、ヤシの新芽なるものをしゃぶって栄養補給。
ラスト10km
ラストの10kmはジャングルになり、ジャングルでは自分の方が経験は上、と言っていたアルドが、その言葉通り、慎重に方向を見定め移動する姿が印象的。
さて、どちらが先にゴールするのでしょうか。
総評
エドの新番組ということでものすごく期待してみました。
確かに彼の番組でしかみられないような、真剣なサバイバルの様子などもありましたが…。
レースといった趣向を付け加えたため、どうしても取り入れなければならない要素として、
カメラマンの存在というものがあり、そのカメラマンは厳しいサバイバルをどうくぐり抜けているのか、を考えねばならず、どう考えてもフォローしている小型ボートの存在を感じずにはいられず。
その考えが極限状況であるという雰囲気をやや壊しているように感じました。
要は、これまでのエドとは少し違い、エンターテイメント的演出があり、ガチ感が弱まってしまっている感じです。
また、2人ともが食料を手に入れる場面はありましたが、水を手に入れるくだりはなく
サバイバルとしてとても重要な水畠山もしかしたら支給されていたのかな、と思うと少し残念です。
第2話から、これらの問題が解消されるか、注意してみていきたいと思います!!