5月20日は、しまなみ海道を走るウルトラマラソン「たい焼きウルトラピクニックinしまなみ」のエイドをやらせていただき、人生初のしまなみ街道をクルマで渡ってまいりました。
ノープランな1日
その後、伊予市内で一泊し、午前中に念願だった道後温泉本館で温泉につかり。
道後温泉を出たのは、もう13時近くになっていました。
さて、ここからどうするか。
まったくのノープラン旅。香川でうどんを食べるもよし。徳島ラーメンを食べるもよし。
ランナーたちの足跡を辿る旅へ
でも、われわれは、しまなみ海道に戻る、という選択をしました。
香川、徳島方面は、実は前職でほぼ毎月、足を運んでいた場所。
それに対して、昨日、エイドをしながらクルマで巡ったしまなみ街道は、見るもの全てが初めてで、新鮮で美しく、絶景が胸に迫り。
また、きのうはクルマでランナーの先回りをしたわれわれは、ランナーの足跡をたどっていません。彼らが目にしたもの、口にしたもの、を、たどってみたい、という思いが強くありました。
美穂さんのメモ
また、旅の前日の金曜日、ブロガーの立花岳志さんの「立花B塾」に出席した際、そこでお知り合いになった、尾道・しまなみ海道ブロガーの本谷美穂さんに、図々しくも、
「明日、因島近辺に行くので、オススメのお店とか、教えてもらえませんか!」
と伺ったところ、ものの数分で、一枚のメモをくださったのでした。
このメモがある限り、われわれは無敵だ!!!
美穂さん、どうもありがとうございました!!!
「鯛めし」が食べたい
さて、時間は13時。お腹がすいてきた。
われわれはメモにある「鯛めし まきの」に注目しました。
というのも、前日、伯方島のエイドで目にした鯛めしが、むちゃくちゃ美味しそうだったのでした。
▼鯛焼きウルトラ公式エイドである伯方島エイドにて。プロの料理人が作られた鯛めし。
「まきの」さんは、日曜日も営業されている模様。
よし、ココにしよう。
ナビをセットして、イザ出発!!
営業確認のための、一本の電話
…と思ったのですが。
「念のため、電話して」
僕はお方さまに言いました。
この一本の電話を怠ったために、ひどい目にあった、そんな経験を、今まで何度となくしています。
たまたま、年に一度だけ、特別に休む日だった、とか。
お方さまが電話をかけてみると…
「はい!『まきの』です」
「あ、今日は営業されてますでしょうか?」
「今日は営業はしているんですが、大きい予約が入っているので、それ以外はお断りすることになっていまして…」
電話の向こうの方は、申し訳なさそうにそうおっしゃいました。
うわあ!!残念。でも仕方がないなあ…
とにかく、現場に到着してからこの事態に接するより、スタート前にわかってよかった。
われわれは違うお店を目的地にして、そのお店へと向かったのでした。
スイーツは「はっさく大福」
こうして、違うお店で昼食をとり終え、時間はほぼ15時。
次に行く店は決めていました。
美穂さんのメモにもある「はっさく屋」さんです。
実は前日、因島のゲオ前でエイドをしていた時、友人であるおかべさん(水都大阪ウルトラにも参加していましたが、この鯛焼きウルトラにも参加していたのでした)が、
僕たちが出しているエイドにたいそう喜んでくれて、この直前に手に入れて、後で自分で食べようと思っていた「はっさく大福」を、僕たちにくれたのでした。
▼おかべさんがくれたはっさく大福。
おかべさんがエイドを出た後、食いしん坊の僕はすぐに封を開けて食べたところ…
むちゃくちゃ美味しい!!!
あんこの甘みの中で溢れ出る果汁、本物のはっさくが入っていて、その新鮮な果肉の歯ごたえがシャクシャク、シャクシャク!!!
いちご大福とは全く別物の、新しい食感、全く新しい食べ物でした!!
一個をお方さまと半分ずつ分けたので、もっと食べたいという欲求が半端なく。
だからこのはっさく大福を売っているはっさく屋さんには絶対行きたい、と決めていたのでした。
はっさく屋さんにも電話を。
で。例によって、はっさく屋さんに電話を入れると…
いきなり、録音された声が。
「日曜日より、3連休させていただきます」
ええっ!!!ショック!!!(^◇^;)
ついてない〜〜!!!
…ま、まあ、事前に分かったから良しとしよう。
絶品ジェラート・ドルチェさん
というわけで、スイーツ第2候補だった「ドルチェ」さんへと向かい、(前日、鯛焼きウルトラのランナーたちが大絶賛していたジェラート屋さん)
むちゃくちゃ美味しいジェラートで、すっかりご機嫌が直った僕とお方さまなのでした(^_^)
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もしも、電話を怠っていれば…
このドルチェさんは生口島にあります。はっさく屋さんは因島。
今治から行く場合、生口島の方が手前にあるので、事前にはっさく屋さんが休業である情報を掴んでいなければ、ドルチェさんへの進路変更は、来た道をだいぶ戻ることになったわけで。
一本の電話に救われたな、の思いを強く持ちました。
お店側にとっては、多忙な時間帯にいちいち営業の確認の電話など、ややうざったいかもしれませんが…
見知らぬ土地を旅してる側にとっては、けっこう大事な習慣かな、と思います。