今日の激レアさんは…。
ブラジルでめちゃめちゃ銃撃戦を繰り広げた経験があるゴールデン街伝説のママ
ことチエコさん(84)。
今夜11:20〜の #激レアさん は
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) 2018年12月10日
ブラジルでめちゃめちゃ銃撃戦を繰り広げた経験があるゴールデン街伝説のママ💄
いいかー、とんでもない激レアさん登場だぞー‼️激動の昭和を生き抜いた衝撃㊙️話&あまりの身のこなしにスタジオ大笑い🤣観てくれよなー✨#若林正恭 #中条あやみ #塚地武雅 #弘中綾香 pic.twitter.com/8wO90agEz1
ゴールデン街とは…。
新宿歌舞伎町のはずれにある「新宿ゴールデン街」。サッカーコートほどの面積の区画に、およそ280軒ほどの飲み屋さんが軒を連ね、昭和の時代から、多くの酒好きを魅了してきた魅惑のスポット。
そのはずれの2階にあるお店がBAR「ひしょう」。
とんでもなく怖いもの知らずなこのミチコさんの、激動の半生の物語です。
新宿ゴールデン街伝説のママ ミチコの経歴
第1章(1956〜)仁義なき戦い
根室出身のミチコさん、20歳で離婚。
それを機に、手に職をつけるため上京。
1950年代の新宿は屋台が軒を連ねていました。
ミチコさんはそこでおでんの屋台をやっていたおばあちゃんに弟子入り志願。
3日間、おばあちゃんに頼み込んだ結果
いわゆるアウトレイジな事務所に出向き…。
様々な、アウトレイジ的な費用を支払い、おでん屋台の開業に漕ぎ着けます。
大人気のおでん屋台
20代の頃のミチコさんの写真はとても美人。
大人気のため、開店後わずか3時間でおでんが売り切れる事態に。
しかしこの屋台のファンの中には
怖い事務所の組長もいて。
ヤクザ組長の女に?
ある日、事務所に呼び出され、
オレの女になれ
と言われたミチコさんは
イヤです
と即答、速攻で事務所を出ます。
ミチコさん:何かをやりたくて上京したのに、なんで怖い人の女にならなきゃいけない
ヤクザの報復
次の日から、若い衆が4〜5人きて、準備ができたおでんの屋台を全部ひっくり返す
という嫌がらせが1週間続いた、とのことでした。
しかし結局、組長の方が根負けし、逆にミチコさんの屋台をいい場所に移してくれたそうでした。
映画の仕事→カメラマン
1年後、常連さんに誘われ、映画の編集の仕事に。
そして編集からカメラマンへと転職。
第2章(1959〜)学生運動!死は目前?!
学生運動最盛期にカメラマンになったミチコさん。危険な場所にも入り込んで写真を撮りまくります。
普通は中には入れないバリケードの中にも入り込んで撮影。
学生と間違えられ、機動隊に棍棒でボコボコに殴られた経験もあるとのこと。
頭上すれすれに催涙弾が爆発したり、足に催涙弾が命中したり。
第3章(1968〜)カオス!新宿ゴールデン街
こうした学生運動も下火になった頃、ミチコさんは新たな刺激をゴールデン街に求めます。
「日本一カオスな地帯」と呼ばれ、ゲイバー、ぼったくりバーがひしめき合っていたそうです。
違法な売春宿がたくさん。当時の売春宿は全てが3階でつながっていて。
警察の手入れがあると、全員が3階に上がり、そこから別の宿へ移って逃げて、誰も捕まらなかったそうです。
こんな面白い場所はないわ
と思ったミチコさん。
この場所にBAR「むささび」をオープンします。
石橋蓮司や篠山紀信が常連だったそうです。
その4年後、さらに高級クラブ「ゴールデンゲート」までオープンしますが…。
さらなる刺激を求めるミチコさん。
ブラジルが舞台の映画「黒いオルフェ」に影響され…。
お店をたたみ、ブラジル・マナウスに単身、飛び立ちます!
ここで、言葉も不自由なのにBAR MARUMIをオープンします。
第4章(1980〜)銃撃戦!そしてミチコは…。
派手な内装、最新音楽をガンガン鳴らすBAR MARUMI。
マナウス中のおしゃれ女子が集結するスポットに!!
その女子目当てにマナウス中の遊び人が集結!!
マナウスの他のBARからお客さんが消えてしまいました。
このため、他の店を経営しているギャングがブチギレ。
まずは小さな嫌がらせからスタートします。
スープに虫が入っている
といった具合に。
当時の恋人だったジョアレースというなのブラジル人が用心棒を買って出ますが…。
彼は常に、ギャング達と殴り合いをするという状態に。
怒ったギャング達はミチコさんの店に威嚇射撃までするようになり。
これがエスカレートしてきたある日、ついにジョアレースがブチギレ。
店にある全ての銃、全ての弾丸をかき集め、ギャングと対峙することになります!!
ミチコさんは学生運動を取材していた際に覚えたバリケードの作り方を再現、
机や冷蔵庫などであっという間に鉄壁のバリケードを作り上げます!!
初めはジョアレースの重厚に指を入れ、撃たせまいとしていましたが…。
敵の銃撃が激しくなるにつけ、ついに自ら発砲する事態に!!
実は近所の射撃クラブに通っていたミチコさん、銃の腕はプロ級。
銃の先生に、帰化してオリンピックに出ろと言われる腕前だったそうです。
そんなミチコさんですから、狙うと敵を殺してしまうので、下を狙って撃っていたそうです。
この修羅場をなんとか乗り切った、翌日。
昨日のギャング達が店を訪れます…。
はりつめる緊張の中、第一声が…。
昨日はどうも〜
的な軽いノリ。
ミチコさん:やっぱり飲みに来たいんですよ。『昨日はどうも〜』ってくるんです。そういうおおらかなところ、私大好きで
でも、けっこう稼いだし、店をブラジルにお返ししよう、と思ったミチコさん。
その1週間後には帰国したとのこと。
帰国後、伊豆で暮らしていたミチコさんですが…。
ゴールデン街が恋しくなり。
79歳で再びゴールデン街に舞い戻り
BAR「ひしょう」をオープンさせたそうです。
古き良き、昔のゴールデン街の雰囲気を再現したひしょう
若林のラベリングは、
ブラジルのギャングの人
でした。
12/17までTVerで無料視聴が可能です!!