僕が使っている心拍計、ガーミンプレミアムハートレイトモニターの電池が切れた。
GARMIN プレミアムハートレイトモニター&ソフトストラップ
- 出版社/メーカー: GARMIN
- メディア: Wireless Phone Accessory
- 購入: 5人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ご存知と思うが、この心拍計は、ベルト部分の内側に、心拍数を読み取るパッドがついていて、これを胸に装着する。
(真夏は白いTシャツを着てはいけない。男なのにブラジャーしてる、と思われてしまいかねないからだ)
それを中央の機械部分がキャッチする。
あらかじめ、この心拍計とガーミン910XTJ本体がペアリングしているので、その数字はガーミンに表示されるのだ。
この数字が118bpmを超えないように注意しながら走っているわけだ。
この中央の機械部分は電池が入っているのだが、数日前、その電池が切れてしまった。
ガーミン本体に数字が表示されなくなってしまったのだ。
機械部分を外し、ひっくり返すと、四隅をネジで留められているのがわかる。しかしそのネジが異様に小さい。
家にあるドライバーセットでは、一番小さいものでも合わない。
調べてみると、
「000」
という、普通のドライバーセットには入っていない、特殊な大きさのようだ。
ホームセンターで、「000」のドライバーと、新しい電池を購入。
SSPOWER(エスエスパワー) 絶縁精密ドライバ (+)000 P0320S
- 出版社/メーカー: パオック
- 発売日: 2012/08/13
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
ドライバーの件だが、上に貼り付けたリンクの商品が最終的にベストだった。実はこの商品はホームセンターには売っていず、僕が買ったのはこれ。
▼同じところで電池も購入。
このドライバー、軸部分が
極めて細い。
人差し指で、ドライバーの頭部分を抑え、
親指と中指で軸を回してネジを回すのだ。
しかしこのネジが…
メチャクチャかたい!!
とてもじゃないが、
「親指と中指」
の2本の指で、楽々回せるようなかたさではない。
(実際、他の方のブログを参考に読んでいると、このネジがかたすぎてギブアップした、という記事があった)
だからと言って…
本体のドライバーのように、5本の指で回すには軸が細すぎる。
なにせ、ボールペンの替え芯くらいの細さしかない。
どんな握り方をしても、手の力がドライバーには伝わらない。
僕はレシートからホームセンターの電話番号を調べ、ドライバー売り場に繋いでもらった。
オレ:もしもし?さっき、「000」の細さのドライバーを買ったものですが。軸が細すぎるんです。アタッチメント的な、これを差し込めるグリップ的なものってないんでしょうか?
係員:あいにく、そのようなものはありません。
オレ:…じゃあ、「000」の太さのドライバーで、もっとグリップが太いタイプのドライバーって売ってないですか?
係員:あいにく、そのようなものもありません…
ダメか…
しかしこの心拍計、一万円弱ほどのシロモノ。
貧乏な我が家で、使い捨て、という範疇に入るモノではない。
僕は一計を案じ…
こいつにタオルを巻いてみた!
▼こんな感じ
タオル部分をグリップ代わりにして力を伝えようというのだ。
タオルなんか、クルクル軸が滑るだけで、力なんか伝わらないだろう。
と思われるでしょうが。
なんとか、この方法で、四隅のネジのうち、左斜め下だけを除き、3本のネジは外すことができた。
▼ネジはとても小さいので、取り扱いにはじゅうぶん注意してください!
しかし最後の一個がどうしても外れない!
かたすぎてかたすぎて、
それこそタオルの中でドライバーがむなしく回転し、
ネジは緩む気配もない…
これ以上続けて、ネジ山が崩れたらダメだ…
幸い、僕には予備の心拍計があった。
2代目ガーミン、日本未発売の
Forrunner410
に、おまけ的についていた心拍計だ。
これが意外に重宝し、プレミアム心拍計と変わらない働きをしてくれる。
ネットで調べてみると、「000」の太さのドライバーで、グリップと呼べるものがついていそうだったのが…
SSPOWER(エスエスパワー) 絶縁精密ドライバ (+)000 P0320S
- 出版社/メーカー: パオック
- 発売日: 2012/08/13
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
これだった。価格も600円くらいだったので、アマゾンで購入し、試してみることにした。
結果的には、このドライバーで難なく、最後の一個のネジを外すことができた。
▼最初に買ったドライバーと、アマゾンで買ったグリップありのドライバーの比較。このグリップがあるだけで、手の力をグリップから伝えられ、かたいネジが楽に回せた。
▼蓋を開けると、中はこんな感じ。
▼古い電池を外し、
▼新しい電池を入れます。
▼あとはガーミン本体とペアリングが完了すればOK!
こうして1万円弱で購入したガーミンプレミアム心拍計は、再び僕の鼓動を拾い始めた。
最近のガーミンは、手首で心拍数を拾ってくれるらしいので、この胸につけるタイプはもう時代遅れかもしれないが、
一方で、手首タイプは胸部タイプに比べ誤差が多い、という噂もちらほら聞く。
心臓病明けの僕には、心拍計は命綱だ。少しでも精度の高いものを、と考えている。
同じような考えの方もまだいらっしゃるだろう。
そんなかたが、今後、電池の入れ替えをされるときは、ぜひ、最初からグリップの太いドライバーを購入されるようにお勧めします!