京都マラソン第6関門、「荒神橋西詰北」32.1km地点で関門アウトになったわれわれ夫婦。
そのすぐそばに停車していた収容バスに乗り込んだのだった。
フルマラソンで関門アウトになったのは、2013年の北海道マラソン以来、2回目の経験。
あの時は大変だった。真夏の北海道マラソン、しかも制限時間は5時間の大会だ。バスの中で吐いたランナーもいた。
バスのシートは全て、サウナみたいにバスタオル状のカバーで覆われていたので、全員、汗まみれのランナー達が座っても、バスのシートを汚さないように工夫されていた。
一方、冬に行われた、京都マラソンの収容バスのシートには、サウナ仕様のタオルカバーはなかった。
その代わり、すべての座席に白いバスタオルが置いてあった。
北海道マラソンは、バスのシートカバーそのものがバスタオルだった。すなわちタオルだけを取り外すことはできなかった。
もちろん、完走者にはフィニッシャーズタオルがある。しかし完走できなかったものにはタオルはない。
京都マラソンの収容バスは、座席に置かれたバスタオルで、ランナー自身が、シートが汗などに濡れないよう注意しなければならなかった。
「このタオル、もらっていいんですか?」
と、前の席のオッサンが質問した。
「どうぞお持ち帰りください」
の返事。
やった!京都マラソンは、完走できなかったも、(白無地ながら)タオルがもらえるんや〜(笑)←(笑)じゃねーよ!(^_^;)
こうしてもらえたタオルでたくみに前を隠しながら着替えを終え、帰宅した。
そして、4日の月日が流れた。
今、風呂から上がり、バスタオルで体を拭こうとしたら…
拡大図。