先日、お方さまとトレイルに出かけた際に、お方さまがブヨに噛まれるというアクシデントが発生しました。
つい先日、原因不明の虫刺されからとんでもない皮膚炎に悩まされたお方さまにとっては、軽く考えすぎるのもいけません。
▼それに反して、極度の暑がりでもあり、汗をかきにくい体質でもあるので、トレイルに行くというのにこんな格好で臨んだことは反省材料です。
今後はアームカバーとゲーターを持ち、山に入る前に装着するか、根本からウエアを見直すか、考えます。
さて、ブヨの件ですが、三日経ったお方さまの患部はこんな感じです。
昨日はかなりの掻痒感に苛まれたようで、先日の皮膚炎の時にもらったステロイド系の塗り薬を塗っていました。
最初に噛まれたと気付いた時は、ほんの赤い小さな点でした。蚊に噛まれた時にでも見られる程度の、極小の点からの微量な出血でした。
が、噛まれる瞬間を見たお方さまは、「刺した虫はブヨ!」と即座に判断しました。こんなところで、普段からよく見ているサバイバル番組の知識が役に立ちました(^◇^;)
ブヨにやられたら甘く見てはいけないと知っているお方さま。僕は念のためと思って携帯していた応急セットを取り出し、ポイズンリムーバーを使用することにしました。
▼僕が使用したポイズンリムーバーはこれです。もっとも軽量で、持ち運びやすいとのことです。
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が、初めて使うポイズンリムーバー。使い方がよくわかりません。袋を開け、説明書を読みながら進めました。
遅くとも2分以内にポイズンリムーバーを使用せよ、と書いてあるので、無駄な時間はありません。使い方など、事前に確認しておくべきでした。
①傷口の大きさに合わせてマウスピースをセット
この部分の取り外しができ、それを「マウスピース」と呼びます。
▼傷口が小さい時はこちらを前にしてセットし…
▼傷口が大きい時はこちらを前にセット。
②傷口に先端を押し付ける
赤の×印が傷口とすると、先端を傷口に強く押し付け…
③吸引
レバーを引き上げると吸引します。
④60秒〜90秒、そのまま。
吸引すると、真空状態になり、毒液を吸い出しています。
⑤レバーを押し下げる
これでいったん吸引状態は解除されます。
⑥以上のことを、2〜3回繰り返す
の6段階で毒を吸い出します。
そのあと、傷口は消毒し、絆創膏をはること、と記されています。
そして、
⑦使用後の洗浄はマウスピース部分のみ。本体は洗浄しない
だそうです。本体内部のメカニズムを濡らしたり、プラスティックシリンダーに亀裂が生じるとポンプに十分な吸引がなくなり、使用できなるからだそうです。
今回は、
・ポイズンリムーバー
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・絆創膏2枚
たったそれだけを小さなケースに入れて持っているだけでしたが、ブヨに刺された処置としては正しく行えたと思います。お方さまの傷口の腫れ具合も、ブヨの傷としてはそれほど大きなものではないと思います。
前述の通り、暑さに弱いので肌を露出しすぎたのがいけなかったと思うので、ウエアについては今後考えないといけないと思いますが、いずれにせよ、応急セットの重要性も思い知った経験でした。