再放送過多問題とか、いろいろありましたが、ついにサブ4が最終回を迎えました!!
もう3ヶ月も前のことなんだなー。
三ヶ月ぶりの再会!三人の大きな挑戦は27日8時から2時間一挙放送です! #ランニング #マラソン #サブ4 #永井大 #中村静香 #澤山璃奈 #吉竹史 #函館マラソン #BS日テレ pic.twitter.com/azoqEf9Uvx
— サブ4!! (@sabu4_2100) September 25, 2018
彼女たちのタイムについては事前に発表があって知ってはいましたが
彼女たちの42.195kmにはとても興味がありました。
スタート前の独特の雰囲気や、永井監督が、全員を前に気合いを入れる様子とか、どこにでもあるけど大切な風景もちゃんと放送に乗っていて。
ランナーみんなが共感できる場面。
こういう場面を放送してくれるのって良いな、と思いました。
以外にこじんまりした大会
ハーフマラソン3,995人、フルマラソン3,144人、という参加者の数にちょっと驚きでした。もう少し大きい大会だと思っていました。
当日の天気は大雨。スタート前は全員、100均のカッパを着ています。
吉竹アナの気合い
が、スタート直後、すでに吉竹アナはかっぱを脱いでいて、彼女の気合いの入りぶりが伺えます。
他の某マラソン番組で、その番組のMCが初フルに挑む、って企画のとき、やや気になった点がありました。
その大会は冬に行われました。そのMC、有名な芸人さんなのですが、
周囲の一般ランナーは、スタート直前の、寒さに震えているあの状況なのに…。
その有名芸人だけ、ダウンコートを着ている、って絵がありました。
で、スタート直後、その芸人は隣にいるスタッフにそのコートを脱いで渡し、コートはおそらくそのスタッフがまた沿道のスタッフに渡した、って流れでしょうが、
なに特別扱いしてるねん!!
って無性に腹が立った覚えがありました。
みなと同じ環境にいないと、その大会で出したタイムが他のランナーと同列に扱えると思うなよ!!
と憤った覚えがあります。
彼女たちは特にそんな特別扱いをされている様子もなく。
感情移入しやすい状況でした。
20kmしか走ったことないのに…
最終的なタイムは分かっていたのである程度予想できましたが…。
彼女たちが最初から、設定されているタイム通りに走っていることが驚きでした。
練習で彼女たちが走った最長距離は20km。それも、中村さん、澤山さんは1回ずつ、吉竹さんでさえ2回しかないはずで。
その程度の経験しかないランナーが、本当にフルの距離を、設定通りのペースで走れるのか、とても疑問に思っていましたが…。
ちゃんと走っている彼女たちはすごいと思いました。
吉竹アナは背筋の立ったきれいなフォームで、最初から最後まで走り通しましたし、
中村さんはずっと笑顔を保てる余裕。
澤山さんはずっと集中して自分のペースを死守した走りは見事でした。
実は気が強かった中村静香
中村さんがずっと、吉竹アナを抜いて最初にゴールしたい、という気持ちを吐露している姿が印象的で。
おっとりタイプの彼女が実はいちばん気が強かったんだ、ということに気づかされました。
吉竹アナのトイレ
吉竹アナのトイレタイムを計測しました。
でした。普通の大会ならスタートして15km地点のトイレってたぶん激混みしていると思うんですが、参加人数がそれほど多くない大会のせいか、トイレが空いていたことが幸運でしたね!それにしても早いトイレタイムでした!!
吉竹アナに並走していたおじいさん
ところで…。
気になっていた方も多いのでは、と思うのですが、
ずっと吉竹アナに並んで走っていた、黄色いTシャツのややご高齢のおじいさん。
24kmあたりからいなくなってしまいました。
気になったので、ランナーズアップデートにおじいさんのゼッケン番号を入れてみると、
グロスで4:15:50
ネットで4:14:52
でゴールされていました!
フルマラソン男子70歳以上
のカテゴリーでした!すごいじいさんですね。
意外な展開・中村さんのスパート
35kmすぎから中村さんがスパートをかけ、前にいる吉竹アナを猛追。
なんと39km過ぎで吉竹アナをかわしました!!
この展開にはホント、ビックリしました!!
ところが…
ところがここでペースをあげすぎたのか、41km過ぎた中村さんは完全にグロッキー状態…。
手足がバラバラに動いて頭も固定できない、自分をコントロールできないほどの疲労に襲われてらっしゃいました。たぶんハンガーノックに近い状態だったのではないでしょうか。
意外な展開・吉竹アナ、抜き返す
それに対し、抜かれた吉竹アナは、終止フォームを崩さず、できることを粛々とやっている、という走り。
42km手前で吉竹アナは中村さんを抜き去りゴール。
その1分後、ふらふらになりながら中村さんがゴール。
中村さんの車いすの理由はハンガーノックだったんですね。
澤山さんと原さんの絆
吉竹アナ、中村さんにはサポートのランナーが2人ついていたのですが、澤山さんのサポートはずっと1人で。
練習の段階から澤山さんはいちばん遅いだろうことは分かっていましたし、仕方ないとは思いますが。
最後のほう、澤山さんにも2人のサポートがついていて。
よく見ると、途中まで沿道で応援してたトレーナーの原さんでした。
彼女はケガが多かったので、いちばん原さんとトレーニングしている時間も多く。
原さんも彼女を応援する気持ちがいちばん強かったのではないかな、と思いました。
ガチ走りをガチレポート
とにかく、おそらく3人のうち誰も途中で歩いたりしなかったのではないかな、と思われ。
番組とはいえ、3人とも全力で挑んだ姿はとても素晴らしいと思いました。
ランスマで、さいきんフルマラソンはあまりやらなくなりましたし、
やっても30分に編集したもの、
それもファンラン的に周囲のランナーをレポートしながらのもの。
それも悪いとは言いませんが…。
ここまでガチに走り、
それを2時間でまとめてくれたこのレポートは、やはり見応えがありました。
とても面白かったです。
できるなら、このメンバーでシーズン2が見たかったです。
皆さんお疲れさまでした。
もしどこかのマラソン大会で会えれば嬉しいです。