頼れる?頼れない?お方さまの道案内の巻!!
僕は究極の方向音痴です。自分の家の近所で道に迷う、なんてこともしばしば。
反対に、お方さまは方向とか道とかに強いので、おのずと池田家の水先案内人はお方さまということになります。
しかし、忘れてはいけない!!
お方さまはよく言えば「天然」、普通に言えば「うっかりもの」、悪く言えば「ドアホ」。
強いはずの道案内でさえ、ドアホぶりを発揮するので要注意なんです!!
淀川市民マラソン当日。
いくら方向音痴の僕でも、前日、ゼッケンの受け取りに来ているので、どの電車に乗るかは把握していました。(お方さまは前日は仕事だったため、お方さまのゼッケンも僕がもらったのでした)
鶴橋から環状線で京橋へ。ここで環状線から京阪電車に乗り換えます。
準急に乗れば、京阪の「京橋」駅から目的の「守口市(もりぐちし)」駅までわずか5分で着きます。
夫:次の準急に乗ればいいから。いま停まってるの特急やから。これが出た次の電車で5分やで。
妻:…。(「道案内」部門では常に自分が主導権を取っているのに、夫に主導権を奪われ、少しご立腹状態)
放送:え〜この電車はぁ〜特急出町柳行きですぅ〜。停まります駅はぁ〜…
妻:あっ!!!
夫:え?えっ、どうした??
妻:いま、特急も「守口市」に停まる、っていうてたで!!
夫:えっ!!マジ??!!(その種の問題には極めてウトい。昨日は準急で行ったので、準急がベストと思い込んでいる。特急という選択肢があるのかないのか考えていなかった)
妻:言うてた言うてた!!(主導権を奪取し得意満面!!)
夫:ごめんごめん、ほんだらこっちの方が早いね!!特急に乗ろう!!
(2人、特急に飛び乗る)
放送:え〜この電車はぁ〜急行「出町柳」行きですぅ〜。停まります駅はぁ〜、「枚方市(ひらかたし)」ぃ〜、「くずは」ぁ〜。
夫:…!!!ワナだ!!総員退避!!(お方さまの腕を掴んで飛び降りる!!)
妻:え??え??
夫:「枚方市」言うてたやん!!特急が止まるのは「枚方市」!!
妻:え?
夫:オレらが行くトコ、「守口市」!!
妻:え?…。ああ、そう言うことね。
夫:下手すりゃ小一時間、時間を無駄にするとこやった!!
妻:よー似た駅名やな。こりゃ間違えてもしゃーないな。
夫:…。(「市」しか合ってないけどね!!!」)
ゴール直前!!「野犬に注意」の巻!!
淀川河川敷を延々と走るこのコース、場所によっては草がうっそうと、奥が見えないほど生い茂り、野生動物の危険を感じる場所もありました。
何箇所かに、「野犬に注意」の立て札も点在していました。
さて、ゴール直前。
完全にグロッキー状態のお方さま。もはや朦朧とした意識の中で…。
突然、叫びました!!
妻:や、野犬や!!野犬がおるっ!!
その声に僕はハッと反応したのですが…。
確かに、「野犬に注意」の看板の前に…。
どう見てもゴールデンレトリバーやろっ??!!飼い主もおるし??!!