今日の激レアさんは…。
小学校に6日しか通わなかったので、嘘みたいに何も知らなかったけど、スーパーのバイトだけで文字や常識を学び、超ヤリ手の社長にまで上り詰めた人
ことハットリさん。
今夜11:15〜の #激レアさん は
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) 2018年9月10日
学校にほとんど通わなかったので嘘みたいに無知だったけど、スーパーのバイトだけで文字や常識を学び社長にまで上り詰めた人‼️
大笑い&感動の凄い激レアさんが登場✨さらに #弘中綾香 がMステ卒業について話すぞー‼️観てくれよなー#若林正恭 #濱口優 #木下優樹菜 pic.twitter.com/eGhmL9WKDF
精悍な顔つきで、社長としてはまだ若いながらも、鋭い眼光で周囲を見るハットリさんは、ちょっと威圧される感じもあり、なかなかの人物、と言った印象です。
弘中アナにより、
生きるために必要なすべてのことを学校ではなくスーパーマーケットで学んだ、スーパーマーケットチルドレン
だと紹介されたこの人物。
例によって番組は"ハットリ"という苗字に絡めて、この後の彼の紹介をすべて、語尾に
「ニンニン」
をつけて、忍者ハットリくんと引っ掛けて紹介しますが。
ちょっと滑り気味であったことは否めず(^_^;)
当ブログではその部分はカットしてご紹介していこうと思います(^_^;)
Q1 なんで何も知らずに育った?
15歳までは漢字も九九もできなかったというハットリさん。
その事情は、
7歳まで海外暮らしの帰国子女
日本語は全然使わず
親はかなりの放任主義
であったためにこういう状況が生まれたのでした。
第1話 ハットリ君、日本に帰るの巻
7歳で日本の学校に転入するも、転校初日に
日本の学校は合わない
と感じた彼。
小1と小2で計6日しか登校せず。
完全な不登校状態。
でも放課後は友達とよく遊んでいたそうでした。
Q2 どうやって生活を立て直した?
第2話 最強の男、現るの巻
学校へ行かないハットリさんを見かねたご両親、彼を全寮制の教育施設に送り込みます。
そこは不登校の子どもに規則正しい生活の訓練をさせる施設だそうで。
ここに入所したのが10(小4)歳の時。
施設が施設だけにヤンキーしかいない状況の中で、
彼は最強ヤンキー・カタギリさん(小6)と出会います。
カタギリさんと意気投合したハットリさんは4年間、2人で施設を逃亡しては連れ戻される生活を続けます。
カタギリさんとの別れ
街の尋常ではないワルに目をつけられてしまったカタギリさん。ハットリさんに危害が及ばぬよう離別を決意。
お前はただの馬鹿じゃない。学校なんか行かなくていい、ただ仕事はしっかりやる、ちゃんとした人間になるんだ
と、彼に真っ当な生活を送るよう背中を押します。
社長になろう
施設を卒業、5年ぶりに帰宅。
この時彼は
社長になる
という決意を抱いていたそうです。
カタギリさんに「仕事がんばれ」って言われて。(自分の中で)仕事を頑張っている人イコール社長だったんです。常識がなかったので。社長にならないと頑張ってないと思い、目標を立てた
Q3 なんでスーパーで働くことにした?
第3話 ハットリ君、スーパーで働くの巻
なぜスーパーマーケットを選んだ?
「スーパー」…。超つよそうだ!!
という理由でスーパーを選んだというハットリさん。
採用してほしくて電話をするも…。
今は募集してないよ
と断られます。
それでもスーパーに押しかけ強く要望すると…。
じゃあ2時間だけお試しで働いて
ということになったそうです。
そこで2時間どころか10時間、勝手に働き…。
周囲を唖然とさせたそうです。
熱意が伝わり、食品部門に採用されたそうです。
夕方5時から来て
と言われて、朝の8時から勤務につき。
8時から夕方の5時は「助走」として、「知らないことを勉強する時間」だったようです(^_^;)
それを週7で働いていた、とのこと。本当かな?(^_^;)
元ヤン上司のクドウさんが熱心に教えてくださったそうです。
Q4 どうやってスーパーで勉強した?
国語 スーパーのポップ作りで漢字を覚える
漢字の形は絵として覚えた、とのこと。「油」は灯油缶から油がピュッピュと出てくる様子で覚えた、とのことでしたが。
じゃあ「さんずいへん」がついてる漢字は全部「油」になってまうやん!
って視聴者全員がツッコんだと思います(^_^;)
算数 在庫の確認で計算を覚える
指で数える以上の計算、例えば「12足す12」は、
ハットリさん:12個の丸をこっちに書いて。で、またこっちに12個の丸を書いて。それを数えました
若林:それ…。本当に数字が生まれた時のやつ…(笑)
15歳の時、初めて「電卓」と出会ったハットリさんでした。
掛け算が怖い
掛け算を知らなかったので、
「×」のボタン=「バツ」に抵抗があった、
とのことでした(^_^;)
社会 文明の利器をどんどん活用
・ホッチキス
それまでは紙をまとめる時は、まとめたい紙を微妙にずらしてセロテープで止める、というやり方しか知らなかったハットリさん。
クドウさんからホッチキスを教えてもらい、
すげぇ!
と思ったそうです。
・シャープペンシル、ボールペン
鉛筆は知っていましたので。シャーペンは、
「削らなくていい無限の鉛筆」
だと思いました。
ボールペンも初めて知った時は
「消しゴムに勝つペン」
だと思いました。
・ヘアピン
施設ではヘアピンは脱走時に鍵を開けるもの。ヘアピンとは鍵だと思っていたので、ヘアピンで紙を留めている女性は
鍵を開ける人
だと思っていた、とのことでした(^_^;)
ハットリさんの接客姿勢
来たお客さんに全力ダッシュでカゴを渡し、「いらっしゃいませ!」と大きな声で挨拶をするハットリさん。
若林:なんで全力ダッシュだったんですか?
ハットリさん:取り戻すような気持ちだったんですね。みんなより早く動かないと追いつけない、という気持ちで。
4年のバイト生活後、うちの社員にならないか?とスーパーから声がかかるも…。
即、断ったそうで。
嬉しかったけど、社長になる夢があったので。
Q5 どうやって社長に上り詰めた?
スーパーに熱心に働く青年がいる
との噂が町中に知れ渡り。
うちのコンビニで働きませんか?
と、いわゆるヘッドハンティングを受けます。
スーパーは食品部門だけだが、コンビニだと全部門を担当できる
↓
社長になるにはその方がいい
という発想でこのヘッドハンティングを受け入れ。
20歳でコンビニ店長
23歳でコンビニオーナー
になったとのことでした。
ヤンキー時代にはなかった、スーパーで言われた「ありがとう」の言葉が非常に嬉しく。
度を過ぎたおもてなし精神があったとのこと。
エピソード1:コンビニのトイレでおしぼり
トイレに入ったお客さんを、おしぼりを持って待っている
賛否両論で。女の人からは嫌がられました。
エピソード2:長距離ドライバーの忘れ物を家まで届けに
コピーした免許証を機械に忘れたお客さんがいました。
住所は群馬、コンビニは神奈川。直接、届けに行き。
「またお越しください」
と言って帰ったそうです。
エピソード3:ディズニーランドで人探し
GWにディズニーランドに行きたいお客さんに、その日使えないチケットを間違って売ってしまったコンビニスタッフ。
防犯カメラの映像でそのお客さんの顔を目に焼き付けて、スタッフで手配してディズニーランドのすべてのゲートに張り付き、そのお客さんを探した、とのことで。
無事、見つけて正しいチケットを手渡した時、お客さんは泣いていたそうです。
若林:それこそ藤子不二雄先生に漫画化してもらおうよ!!
と若林が言うほど、素敵な物語でした。
これらの甲斐あって、ハットリさんは現在、有名コンビニチェーンのフランチャイズを10店舗経営する会社の社長なのだそうです。
でもまだまだゴールとは考えていらっしゃらないそうで。
学校を卒業していないぶん、学びが止まらないんですよね
との言葉が印象的でした。
誠実な人柄
ハットリさん、
「無限の鉛筆」
とか
「取り戻すような気持ち」
とか
「学びが止まらない」
とか。
名言を口にされますが、いずれも自然に口から出た言葉、と言う印象で。
いいこと言ってやろう、と言ったいやらしい気構えが一切見られず。
本心からそう思い、自然に口から出ている感じで。
誠実そうなお人柄が見て取れました。
9/17までTVerで視聴可能です!!