5時に夢中は木曜日が一番面白い。
コメンテーターの岩井志麻子と中瀬ゆかりのオバちゃん2人の丁々発止の下ネタが爆笑を呼ぶからですが。
新潮45の問題を扱うのか
中瀬ゆかりさんは新潮社の編集者。
今回の新潮45の問題について、彼女に意見を求めるのかスルーするのか、実に興味深く見ておりました。
サイクル外のヒョウコスプレ
相方の岩井志麻子はヒョウ柄が好きで、時々、ヒョウそのもののコスプレで登場しますが、最近はヒョウコスプレの頻度は少なくなって来ておりました。
確か前々回、久しぶりのヒョウコスプレだったので、もうしばらくはヒョウコスプレはないな、と思っていたら…。
なんと、今回もヒョウコスプレ。
そして番組スタートと同時に新潮45休刊について取り上げました。
中瀬ゆかり、新潮45問題を語る
これについて、いつもは大笑いしながら下ネタをしゃべる中瀬ゆかりが、目に涙を浮かべて、今回の件について話されました。
以下、その全文です。
何度もこの番組でも申し上げている通り、私、元・新潮45の編集長をやってまして。7年半、2000年の頭から7年半、勤めさせてもらったんですけど。
そのときに、当時はLGBTなんて言葉はなかったんですけど、名前がないときでもLGBTの方にお願いして寄稿してもらったりだとか、いろいろ寄り添って来たという、私の中ではそういう思いがすごく、実はありまして。
今回、休刊に至るプロセス、いろいろあるんですけど、そこに至るのに、そういう差別的な表現が問題になって。でそれをチェックできなかったという編集体制の不備と、その編集体制を作ってしまった経営責任、もろもろ、すごく反省しながらも、傷つけた人たちの気持ちに本当に寄り添って行きたいなと思ってるんです。
本来は、そういう事(LGBTのひとたちの味方)をして来た雑誌であるはずなのにこんなことになったということに個人としても非常に忸怩たる思いがあるんです。
本来、言論の自由、表現の自由、意見の多様性、そして編集権の独立というのもすごく大事にして来た会社なんですね、新潮社って言うのは。ですが、その編集権の独立って言うのは、良く言われるんですが、
「たとえ社長であっても週刊新潮の記事はとめられない」
とうちの会社では言われているように、権力の介入を編集に許さないということで独立してやっているという。編集長がそこの雑誌を全部見て(雑誌作りを)やっているので、そこには介入できないというシステムもあるんですけど、それによって今回、こういうものが編集の段階でチェックしきれずに、あと、いろんな形で常識を超えたものが出てしまったと。
言論の自由というものは本当に守らなければならないんですけど、じゃあ何でも言っていいのかと言うとそれは違う。良く言われるのは、たとえはちょっとアレかもしれませんが、満員の映画館で「火事だ」と、火事も起こってないのに叫ぶ権利がないように、なんでもかんでも言論って言うのは、言論って言うだけで良いんだって言う考えはやっぱり違う訳で。今回のケースなんかはそれに当てはまってしまったということなんです。
雑誌は私、土俵だと思ってるんで。そこに様々な力士と言うか、言論とか原稿が載って、そこで闘わせる意見がある。そしてある意見にたいして議論が百出して、社会の方向性ってものが見えてくると思っているんですね。
ですのでこれによって言論が萎縮したりとか、例えばLGBTの方のことは扱うのはタブーだよねとかそんなことになると一番、私は悲しい。
そんなことではなくて、今回たまたまこんなことになってるんですけど、タブー視するとかめんどくさがるという方向ではなくて、これからみんなでこの社会に対して考えて行くっていうそういう意味での影響が、そういう風に出て行くんだったらこの休刊ってことにも、私は個人的につらい思いをしましたけれども、意味があるとしたらそこだな、と思っております。
と、かなりシリアスに彼女が意見を述べられ、ゴジムらしからぬ、緊張した空気感に包まれました。
MCのふかわは、いつもは隣にいる岩井志麻子にも意見を求めますが、今回はそれをせず次に進みました。
相方・岩井志麻子の掩護射撃
次の話題は
現代では許されない中国の奇習「纏足」について
だったのですが、奇習つながりで、ここで岩井志麻子がかねてから番組で言っている、故郷の岡山における奇習についてのフリップが出ます。
志麻子が流布する岡山県の奇習
・初体験はみんなヤギ
・新幹線を竜と呼ぶ
・お札の代わりに葉っぱを使う
・村の問題は一升瓶で解決
・夜這いが当たり前
と言ったフリップが出され。
この日のアシスタントだった大寺アナがたまたま岡山出身だということで
ふかわ:大寺さん、特に異論はありませんか?
大寺アナ:全部否定させていただきます。
志麻子:何を言ってるの!!
と、爆笑を誘い、スタジオの空気を一変させてくれました。
思えば、サイクル的にはヒョウコスプレの出番ではない今回、あえて岩井志麻子がヒョウコスプレをしたのも、中瀬ゆかりがこの問題に触れなければならないことが必然だったからで、現場の空気がシリアスになるのは避けられなかったからで。
岩井志麻子が少しでもそれを緩和させようと思ってやったことではなかったでしょうか。
見事なチームプ例を見せていただいた神回でした!