走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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まだあった!!!池田家的断捨離生活PART2 “ボディー・バターと特殊なガラス”の巻

ボディーバターって何?!

 

妻:(お方さま、自室の机を断捨離中)なあなあ。メルカリで売れそうなヤツ出てきたわ。

 

夫:ええやん。なになに??

 

妻:これや!!「ボディーバター」や。

 

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夫:ボディーバター??

 

妻:そや!!

 

夫:…。って、なに??

 

妻:ボ、ボディーバターも知らんのかいな!!アレや。カダラ、いや、カラダに塗るバターや。

 

夫:なんのために?

 

妻:それはアレや。保湿的なヤツや。

 

夫:保湿にバター?乳製品?

 

妻:なわきゃネエんだ!!(タモさん風)基礎化粧品や。瓶の中では個体、体に塗ると液体になるからバターって呼んでるんや。「粋」やろ?世の女子がそう呼ぶことで飛びつくんや。

 

夫:御意。

 

妻:これけっこう高いヤツや。1個4,000円やで!!安く売ったらすぐ売れるわ!!

 

夫:そもそも、なんで持ってるん?

 

妻:…。知らん…。

 

夫:えっ?!

 

妻:もう3くらい、机の奥に眠ってる…。なんで持ってるんやろ?自分で買うわけないし。誰かにもらったんやと思う…。

 

夫:ご、5年も?!(-∀-`; )

 

妻:けっこう匂いがキツイねん。好きな人はめっちゃ好きな匂いやけど、私はあんまりやねん。

 

夫:そうなんや。

 

妻:そやしメルカリで好きな人に買ってもらおう!!

 

夫:オレ、化粧品とかわからへんから、自分で写真とか説明文とか書いてアップしてみ?

 

妻:うん…。す、すごっ!!メルカリ、すごっ!!

 

夫:どうした?

 

妻:この商品についてるバーコードをアプリで読み取ったら、商品の説明文が勝手に出てくるねん!!

 

夫:(見てみる)…。ホンマや…。すごいな…。

 

妻:これで説明文も考えんでええわ。簡単や。金額は…。元上代4,000円やし、半額以下の1,600円で行こう。

 

夫:安すぎへん?セロファンも剥がしてない、新品未使用品やろ?

 

妻:メルカリで同じ商品の売れ行き動向見たらそんなもんやわ。

 

夫:そうなんや…。

 

妻:よしできた!!「出品」っと!!出品したで!!

 

夫:ご苦労。

 

妻:明日には濡れ手に粟の1,600円が手に入るわ!!贅沢しようぜ!!

 

夫:やったー(笑)

 

〜3日後〜

 

妻:…。おかしいなあ…。ヒロシのショーモないソフトフラスクとかとか手帳カバーとかバンバン売れてるのに…。アタシのボディーバター、「いいね!」もつかへんやん…。

 

夫:買う側が「欲しい!!」と思わせる紹介してる?見せてみ?

 

(夫、妻が作ったボディーバターのページを見る)

 

夫:まずこの商品さ、化粧箱がめっちゃオシャレやん?

 

妻:そやろ?!

 

夫:…。そやのに、こいつのメインのロゴ部分にピントが合ってないやん…。

 

妻:そ、そうかな?暗くなって、ロゴが写ってないんや。

 

夫:背景も真っ黒やん?

 

妻:く、黒い方が見やすいかなと思って。

 

夫:商品説明も、アプリで出てきたままを出してるやん?成分とかだけやん。

 

妻:う、うん…。

 

夫:そもそもコレ、なんて読むの?なんていうブランドなん?

 

妻:えっ…。知らん…。

 

夫:知らんの?!

 

妻:有名なんは知ってる!!でもなんて読むか知らん。えむ、おー、あーる、やん。

 

夫:ええかドアホ。売り手の商品に対する情熱っていうのは買い手に伝わるんじゃ!!商品の名前も知らん売り手から、誰が買いたいと思うんじゃ!!商売、ナメるな!!

 

妻:ぐぐぐ…。

 

夫:(スマホで調べる)MOR、で「モア」って読むみたいや。…。フムフム…。オーストラリアのブランドや…。『表現豊かな香りと洗練されたパッケージが織りなすハーモニーが魅力です』

 

妻:なるほど。

 

夫:…。あれっ…。

 

妻:ん?

 

夫:…。これ…。「3年前からある」って言ってたね…。

 

妻:う、うん。それが何か?

 

夫:…。『使用期限、4ヶ月』…。

 

妻:…。

 

夫:…。

 

妻:よ、4ヶ月て!!

 

夫:それ以上経過したら、特徴ある香りが劣化してしまうらしいわ。

 

妻:…。アカンやん!!3年前やで?!

 

夫:そうや。

 

妻:賞味期限、2年と8ヶ月前に切れてるやん!!

 

夫:賞味期限じゃないけど…。まあそうやな。

 

妻:どーすんのさ?!

 

夫:もう削除しないと。いくら安くてもこんなん売ったら最低評価をつけられるで。削除しよう。

 

妻:さ、削除したらエエんや!!よかった!!

 

夫:う、売れなくて逆に良かったな。

 

妻:ホンマや。危ないトコやった。

 

夫:化粧品とか。デリケートなヤツは今後、使用期限とかもよく調べて出品しないとな。

 

妻:御意。

 

夫:ってそんなこと、女のアンタが気づけよ!!

 

妻:御意。

 

特殊な透明ガラス

 

夫:(食器棚の奥から、見慣れない透明なコップが6個も並んでるのを見つける)こ、これ、なに?6個もあるで?

 

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妻:ああ、それ。貰って、一回も使ってない。コーヒーカップやねん。

 

夫:コーヒーカップ?!透明なガラスやで?!

 

妻:そやろ?誰がそんなんでコーヒー飲むんやっちゅうねん。

 

夫:そもそも飲めるん?熱いやろ、こんな薄いガラスにホットコーヒーいれたら。

 

妻:そうやんなあ…。昔、ウチのおばさんが、そんなんにホットウィスキーをいれて飲んでたわ。

 

夫:(ホットウィスキーなんて飲み物があるんだ…)

 

妻:耐熱ガラスなんやろな。

 

夫:そんなんがあるんや…。

 

妻:よー知らんけど、安もんやと思うわ。メルカリ出しても売れるかな?割れ物は梱包も面倒やし。もう捨てよう。

 

夫:…。コップの底にメーカー名が刻印されてる…。

 

妻:なんて?

 

夫:アルファベットで…。ジェイ、イー、エヌ…。

 

妻:エ、ム?

 

夫:エ、ヌ、や!!「ぬすっと(盗人)」の「ぬ」や!!

 

妻:ああ。御意御意。

 

夫:続けるで!!エー、イー、アール「JENAER」。で、「GLASWERK」。たぶん「ガラス屋」って意味や。ドイツ語で。

 

妻:なんでドイツ語ってわかるん?

 

夫:なぜなら。その後ろに、「Germany」って書いてるからや!!

 

妻:…。ギクッ!!

 

夫:つまり!!このグラスはドイツ製や!!

 

妻:やばいやん!!

 

夫:早く調べろ!!「JENAER ガラス」で!!

 

妻:出てきた!!「イエナ・グラス。耐熱ガラス界のスーパースター。ドイツが世界に誇るブランド。耐熱温度は実に300度」…。

 

夫:…。それをお前はたった今、「捨てよう」って言ってたんやで…。

 

妻:…。いや…。言ってない…。

 

カニスプーン

 

夫:(夫、スプーンコーナーを整理している)なあなあ。我が家って2人家族やんな。

 

妻:当たり前やん。

 

夫:何本あるねん!!カニ食べスプーン!!

 

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妻:ええカニ、たまーに買ったらついてくるヤツやん。

 

夫:これ5本ちゃいますからね?!自分たち用の2本を除いた5本ですからね?!カニ食べスプーンだけで今まで引き出しに7本あったわけやからね?!

 

妻:けっこうあったな!!

 

夫:他人事みたいに言ってんじゃねー!!

 

妻:食べたいなあ…。カニ…。

 

 

池田家的断捨離生活:片付けの現場は、お方さまの独壇場!!

この予想もしなかったコロナ時間。

 

ご多分に漏れず池田家でも、それまでほったらかしになっていた部屋の片づけ、それも大掛かりな片付けが進んでいる。

 

そしてそれらを進めるうちに、

 

やはり池田家の頭脳、ともいうべき、

 

お方さまの脳細胞のキラメキが、

 

半端なく発揮されているのでご紹介しよう。

 

【その① 陶磁器事件】

 

(夫、使用頻度が極端に少ない陶磁器たちの処分に取り掛かっている)

 

夫:(ペアのグラスとペアのプレートと大皿1枚を手に取り)これなに?

 

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妻:(ちらりと一瞥して)ああ。それ、「ケイト・スペード」って言うアメリカのブランドの、タンブラーとプレートと大皿のセットやねん。誰かにもらったけど使ってない。

 

夫:使わへんの?

 

妻:そやなあ。綺麗やけど。ウチにはノリタケもウェッジウッドもあるし、いまさらただのブランドもののコップやお皿はいらんやろ。

 

夫:ケイト・スペードはどこの陶工が作ってるのかな。

 

妻:知らんけど。MADE IN USAやけど、アメリカの陶工なんか有名なとこないやん。ジモティーで売ろ。

 

夫:ジモティーでいくらかな。

 

妻:500円くらい?高い?

 

夫:えっ、そんな安いん?

 

妻:だって名もない陶工が、ブランドだけ借りて作ったコップとお皿やで。そんなもんやろ。

 

夫:そうなんや…。ちなみになんて陶工かな。

 

妻:皿、ひっくり返してみ?

 

夫:(ひっくり返す)…。レノックス、って書いてるわ。

 

妻:ふーん。聞いたことないね。

 

夫:「レノックス アメリカ 食器」でググってみ?

 

妻:(ググってみる)…。「レノックス。合衆国大統領の晩餐会を彩る、アメリカ食器界のスーパースター」…。

 

夫:マ、マジかいな?!

 

妻: あたしらが知らんだけで、この食器、めっちゃ「ええヤツ」やったんや!!あたしらがアホやったんや!!

 

夫:(「あたしら」の「ら」に納得がいっていない)

 

 妻:メルカリで調べよ、「ケイト・スペード 食器」…。

 

夫:…。

 

妻:あったわ…。この小さい皿1枚だけで1,500円で出てる…。

 

夫:あんたさっき、コップ2個、お皿2枚、大皿1枚で500円で高いって言ってたよ…。

 

妻:…。いや…。言ってない…

 

夫:(言ってたやん!!)

 

妻:と、とにかくそんなええヤツやったら、ウチで使おう。かわりにその、アサヒビールって書いてるコップを捨てよう。

 

夫:ぎょ…。御意。

 

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ケイト・スペード ニューヨーク 871058 バーチウェイ インディゴカップ
 

 

【その② 15年放置のヤカン】

  

夫:(キッチンの棚の最上段に15年間置きっぱなしの黒い箱を取る)これなに?

 

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妻:ああ、それね。結婚祝いにもらったヤカンやねん。変なデザインで使いにくいから1回も使ってない。捨てよ。

 

夫:メルカリ出したら?

 

妻:(侮蔑の笑い)(ヾノ・∀・`)ムリムリ。しょーもない、ゲスいヤカンやねん。誰も買わへんって。

 

夫:(箱からヤカンを取り出す。注ぎ口に鳥のオブジェが付いた、特徴的なデザイン)

 

妻:あれ?そんなんやったかな。ちょっと記憶と違うかも…。

 

夫:…。なんか、ええヤツっぽいで。「ALESSI」って書いてる。ググってみ?

 

妻:(ググってみる)…。アレッシィ。バードケトル。イタリア製。1985年、マイケル・グレイブスがデザインし、現在まで大人気を誇る、ケトル界のスーパースター

 

夫:…。

 

妻:定価20,870円…

 

夫:(いま使ってるヤカン、1,500円…)

 

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妻:こ、これ、めっちゃ「ええヤツ」やったんや!!あたしらがアホやったんや!!

 

夫:(やはり「あたしら」に納得がいかない)

 

妻:メルカリ見たら、出てるヤツは完売してる!!

 

夫:大人気なんや。

 

妻:「1年使いました」ってヤツでさえ6,000円で売れてる!!

 

夫:そ、それをつい今しがた、「捨てる」って言ってたよね…?

 

妻:…。いや…。言ってない…。

 

夫:(言うてたやん!!)

 

妻:と、とにかくそんなええヤツなんやったら、1,500円のヤカンやめてこのヤカンを使おう!!

 

夫:(15年もほったらかしといてよく言うよ…)

 

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【その③ ホーロー製のお鍋】

 

夫:(鍋置き場のいちばん上に、見慣れない、黄色い鍋を発見)これなに?

 

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妻:ああ、それね。ホーロー製のお鍋やねん。

 

夫:使ってるとこ見たことないね。

 

妻:うん。中を見てみて?

 

夫:(鍋の中を見る)なんか、目の大きいザルみたいのがセットになってる。

 

妻:そやねん。それ実は、パスタ鍋。

 

夫:パスタ鍋?

 

妻:普通の鍋としても使えるけど。パスタゆでる時、そのセットのザルを使えば湯切りが早い、スグレモノの鍋やねん。

 

夫:そうなんや!!でもなんで使わへんの?

 

妻:何回か使ってん。でもな…。

 

夫:でも…?

 

妻:ザルの目が大きいねん!!スパゲッティが目からニョロニョロニョロニョロ飛び出てくるねん!!

 

夫:そ、そうなんや。

 

妻:ニョロニョロニョロニョロ、ニョロニョロニョロニョロ、スパゲッティが!!

 

夫:わかったわかった。

 

妻:ホンでうっとうしいから使うのやめてん。

 

夫:(もうパターンは読めたので、ひっくり返してメーカーを調べる)「富士ホーロー」って書いてるで。ホーロー界のスーパースターじゃない?

 

妻:(ググってみる)…。スーパースターってわけじゃないけど。いいメーカーみたいや。

 

夫:そうなんや。

 

妻:…。メルカリでも2,000とか4,000円とかで売れてる。

 

夫:じゃあメルカリに出す?

 

妻:…。気に入って、買ったんや。

 

夫:そうなん?

 

妻:黄色い色がきれいやったし。買ったときはもっとお料理がんばろうと思ってたんや。

 

夫:でもパスタゆでたら、目からスパゲッティが飛び出るんやろ?

 

妻:…。うん。

 

夫:使わへんのに置いてたら無駄やで?

 

妻:…。でもホーロー鍋は…。

 

夫:うん?

 

妻:…。ジャム、作るときに、いるんや…。

 

夫:(笑)ジャムなんか作ったことないやん。

 

妻:…。

 

夫:(多くを語らぬ妻の姿に、この鍋への愛着を感じる)

 

妻:…。ジャム、私、作れる。マーマレードも、作れる…。

 

夫:そっか。じゃあこうしよう。

 

妻:えっ。

 

夫:これからパスタはスパゲッティやめて、ペンネ食べよう。あとあの、なんて言うの?あのグルグルした芋虫みたいなパスタ。

 

妻:フジッリ?

 

夫:そうそうそれ。ペンネかフジッリやったらこの穴からパスタが飛び出すこともないやん。

 

妻:( ゚д゚)ハッ!そっか!!そうやね!!

 

夫:じゃあ決まり!!この鍋も残そう。

 

妻:ぜんぜん、断捨離が進まへんね。

 

夫:ほんまやなあ。

 

妻:アホやなあ、あたしら。

 

夫:(笑)ほんまやなあ。

 

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山形在住のラン仲間による、coolで美しい手作りマスク

この記事でご紹介した、2016年のサロマをギリギリで完走した、山形在住のラン友のご夫婦。

 

www.rundietrunner.com

 

現在、こちらのご夫婦は、山形県内でランニング大会を開催して県の魅力とランニングの魅力の双方を発信すべく、日々、努力を重ねてらっしゃいます。

 

苦渋の決断

 

4月26日には、ご夫婦が中心となって仲間の皆さんと計画していた「山寺・蔵王ウルトラマラソン」の予定でしたが、コロナのせいで中止になってしまいました。

 

ご夫婦が中心となって計画し、コロナで中止となった「山寺・蔵王ウルトラマラソン」

www.yamadera-ultra100k.com

 

この大イベントについて、友人、特にオスカルくんこと馨さんは全身全霊を傾け開催に向け努力されていたので。

 

中止になって、さぞ落胆しているだろう、と思いきや…。

 

彼女はそんなヤワなメンタルではなかったのでした。

 

(そういえば2016年のサロマ、凍死するかと思うほど低温で風が吹きすさんだワッカを、彼女は半袖Tシャツ1枚で乗り切ったのです。鉄の意志を持つ女性であることを忘れていました汗)

 

マスク作り

 

大会が中止になり、時間ができたので、彼女は社会問題になっているマスクの制作に取りかかりました。

 

と言っても、彼女独特のセンスで作る、一目見たら忘れられないような絵柄のマスクです。

 

最初は手で縫って作っていて。Facebookを見た友人からリクエストが増えてきて。

 

マスク紐は売り切れの中、なんとか探し出して。

 

ミシンを買いに行ったらミシンも売り切れ。それでもなんとか気に入ったのを購入して。

 

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その独特すぎる世界観のマスクはランニング友達を魅了し。

 

ついに彼女はネットにお店を出してしまいました。

 

minne.com

 

いかがですか?彼女の世界観。

 

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嬉しいのは、この独特なマスクが1つ500円というお値段。

 

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しかも、今だけマスクの中当て不織布1枚プレゼントだそうです!!

 

ランニング友達が作る、絶対に他者と被らない手作りマスクのご紹介でした!!

 

注意:

 

☆手作り品の為に、多少の歪みやほつれ、サイズのバラツキなどご理解の上ご購入をお願いします。

 

☆洗濯は、手洗いで優しくお願いいたします。

 

☆発送の際の紛失トラブルなどには対応致しかねますのでご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

山中教授からのメッセージ:ジョグの際もマスクを!!(Buffでもいいって)

まずは山中先生のユーチューブをご覧ください。

 

 

要は…。

 

要は、はぁはぁ走ってる状況は、咳やくしゃみをしてるのと同じなので、他者へのエチケットとしてマスクをしよう、ということです。

 

先生!!

 

そのBuff、我が家にもあります!!

 

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というわけで。

 

明日からはバフでマスクしてジョグしましょう!!

 

大林監督の思い出 〜映画「姉妹坂」に一瞬だけタイムトラベラーが出現する話〜

2020年4月10日の夜に、大林宣彦監督がお亡くなりになりました。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

www3.nhk.or.jp

 

エキストラ体験

 

大林宣彦監督と僕は、ほんの一瞬ですが、交わったことがありました。

 

ちょっとだけその話をしたいと思います。

 

1985年の映画「姉妹坂」は、京都に住む4姉妹を描いた映画です。

 

姉妹坂

姉妹坂

  • 発売日: 2016/12/01
  • メディア: Prime Video
 

 

三女・沢口靖子は大学生、キャンパス内の撮影は我が母校の同志社大学内で行われました。

 

エキストラ募集の条件が「半日拘束で5000円、昼食付き」と当時としては破格の条件。学生は我先と飛びつき、抽選状態。

 

しかし。

 

演劇サークルに属している学生は無条件で採用されました。

 

当時、僕は同志社小劇場という劇団に所属していたので、無条件に採用されたのでした。

 

撮影の日の失敗

 

さて、撮影の日。

 

集合時間が早く、僕はやや寝ぼけまなこで自転車に乗り、今出川キャンパスへ。

 

そこにはすでにたくさんの撮影スタッフやエキストラが集合していました。

 

我が劇団の同僚たちが、僕を一目見るなり…。

 

「あ〜あ。池田、やっちゃったな(笑)」

 

と僕の格好を見て苦笑しました。

 

「え?何が?」

 

アホヅラ下げて僕が聞きます。

 

「募集要項を見なかった?ジーパンはNGだって書いてた。この映画の時代、まだ日本にジーパンはなかったから」

 

ええっ…。それは知らなかった…。

 

その日の僕のいでたちは、汚いネルシャツに、その頃、ずっと気に入って履いていたオーバーオール。ボロボロの。

 

芝居の衣装用に古着屋で買ったのを気に入って、そのまま着ていたのでした。

 

で、その話を聞いた助監督が、

 

「大丈夫、ちゃんと着替えも用意してるから」

 

と言って、着替えの場所に案内してくれる、と思ったら…。

 

「ご紹介します、大林宣彦監督です」

 

在りし日の大林監督

 

監督はデレクターズチェアに座ってらして。

 

足を組んで、確か下駄を履かれていたと思います。

 

テレビや雑誌で見るのと全く同じ、あのひげもじゃで、大らかな笑顔で、われわれエキストラにも笑顔を向けてくださいました。

 

「ジーパンを履いてるエキストラがいるので、着替えてもらいます」

 

助監督が僕を指差しておっしゃいました。

 

すると大林監督は僕をチラッと見て。

 

「うん?」

 

と一声、つぶやき。

 

今度は椅子を僕の方に向けて。

 

じっくりと、穴があくほど、僕の姿を見て。

 

「…。いいねえ!!いいよ!!」

 

と一言、おっしゃいました。

 

助監督が、

 

「えっ…。いい、とおっしゃいますと?」

 

「いいよ、その学生さん、すごくいい!!着替える必要はない」

 

とおっしゃると、また台本に目を落とされました。

 

汚いネルシャツにオーバーオール。ジーンズの素材はまだ日本に存在しない時代の映画でしたが、

 

なぜか、僕のその格好は、監督が描かれる世界観に、たまたまマッチしていたみたいで。

 

僕はそのまま、撮影に参加したのでした。

 

タイムトラベラー(笑)

 

一度だけ、僕は完成した「姉妹坂」を見ました。映画が始まってわずか数秒もたたないうちに、沢口靖子の大学のシーンがあって…。

 

一瞬だけですが、僕の姿が確認できたことを覚えています。

 

ジーンズが存在しない時代にただ1人、ジーンズ素材のオーバーオールを着ているエキストラ。

 

そんなタイムトラベラー〝時をかける男子学生〟を「姉妹坂」の中に見つけたら、それは僕です(笑)

 

ほんの一瞬だけの邂逅でしたが、大林監督の大らかにお人柄に触れることができたその瞬間のことは、今でも鮮明に覚えています。

 

素晴らしい作品をありがとうございました。

 

 

SF的見地からコロナ問題が教えてくれたもの

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コロナ問題は世界中を駆け巡り、

 

ニューヨーク、ロンドン、パリ、そして東京、

 

世界の主要都市が封鎖、あるいは緊急事態宣言が発令される、

 

まさに未曾有の世界規模のパニックが現在進行形で巻き起こっています。

 

一刻も早い終息を願うばかりです。

 

「この未来」を誰が予測したか

 

ところで、ずっと考えていたことがあります。

 

それは…。

 

例えばですよ。去年の暮れ、とかに。

 

来年はどんな年になりますか?

 

と言った質問を、テレビ番組や雑誌の特集などで行なったと思うんです。

 

占い師とか、

 

預言者とか、

 

はたまた未来から来てこれから起こることを全部知ってる未来人とか

 

誰か1人でも、

 

来年の早い時期に疫病が流行る。その流行はわずか1ヶ月で世界規模となり、

 

ニューヨーク、ロンドン、パリ、ローマ、東京が封鎖される世界規模の、人類とウィルスの戦いとなるであろう

 

 

と予言した人がいたでしょうか。

 

いや、いない。

 

伝染病の「で」の字も、疫病の「え」の字も、

 

声高に叫んだ占い師も預言者も、

 

ましてや未来人もいやしない。

 

この世界規模の大問題、まさに100年に一度の世界規模のウィルスの蔓延を、誰1人、言い当てなかった、ということは、

 

この世に預言者などいない、ということではないでしょうか。

 

預言者のパラドックス

 

いや、そうじゃない。私には見えていた。ただし、いくら私が警告しても、誰1人、耳を貸さない未来も見えていた。だから沈黙するしかなかったのだ

 

という反論が来そうです。

 

でもそれなら預言者などそもそも不要ということになり、なぜあなたは存在しているのだ、と自らにパラドックスを突きつける結果となります。

 

この未曾有の大惨事を予言しないのなら、もはや予言などは不要。

 

数年後の教科書には大きく掲載されるだろうこの大事件を知らないなら、未来人などいるはずもなく。

 

こうしてコロナパニックは、いみじくも…。

 

「この世に、未来を知る方法はない」

 

ということを教えてくれたのでした。

 

PS

 

もしかしたらノストラダムスの側から、

 

アンゴルモアの大王は、よくよく読んだらコロナと解釈できる

 

とか

 

「1999年7の月」と思ってたけど、よくよく読んだら「2020年3の月」だった

 

とか言いはじめることが予想されます。その時は、

 

911の時も同じこと言ってましたね

 

と言い返した後は、黙殺しましょう。

 

 

コロナで走れないみなさんへ。

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コロナのせいで、ほとんどのマラソン大会が中止。

 

ほとんどのランニングイベントが中止。

 

楽しみにしてた大会がなくなり目標がなくなり、

 

今までの練習が無になったと無力感、虚無感、言われなき敗北感に打ちひしがれている皆さんへ。

 

みなさんの気持ちは痛いほどよくわかりますが。

 

でも考えて見てください。

 

私はかつては月間200kmは走って、

 

土曜は30km、日曜20km

 

あるいは自宅から生駒山まで走りに行って、

 

遊園地でタッチして。6時間かけて自宅まで戻って。

 

走るのが楽しくて楽しくて。

 

でも心臓病がわかって、カテーテルを2回やって。

 

妻からの、「もう走らないでほしい」、という願いを聞き入れ。

 

もう2度と、長い距離は走らないと決めました。

 

うちのいとこも、初フルでサブ4を達成したほど、ランの才能がある子でしたが、

 

股関節の臼蓋不全がわかり、ランを続けると歳をとれば歩けなくなることがわかり、

 

ランニングシューズを脱ぎました。

 

他の病気などで同じ決意をした人もいるでしょう。

 

走れるみなさんは、コロナさえ収束すればまた走れます。

 

われわれから見たら、

 

われわれから言わせれば、

 

みなさんは、羨ましい人たちです。

 

文句が喉までこみ上げてきたら、そんな人たちのことに思いを馳せてみてください。

 

もう2度と走れない人もいるってことに思いを馳せてみてください。

 

コロナが明ければ走れるなら、その日に思いを馳せてみてください。

 

馳せた思いはきっと、万里を巡り、

 

見えぬ翼を踵に羽ばたかせ、

 

想う道の空を飛ぶでしょう。

 

そしていつか走れる日が来たなら、思う存分、

 

走れない人のぶんも走ってくださいね。

 

ただ、

 

今はまだ、その時期じゃないだけです。