さあ!いよいよスタートの合図が鳴りました!
このスタート直後というタイミングに少し注意が必要です。
スタート直後
ダンゴ状態の危険
2014年の大阪ハーフマラソンのスタート地点での出来事。ハーフで制限時間2時間という、ハードな大会、参加者は皆、その制限を走破できそうなツワモノばかり。
その、ベテランが多い大会で、その事故は起こりました。スタート地点で応援していたら、さっそく、救護班が駆けつけ転倒したランナーを手当てしていました。
そのランナーさんは、ランパン、ランシャツという、本格的なランナースタイル。恐らくは、マラソン大会の出場経験など、もう数え切れないくらい、という、ベテランランナーさん。
そんな方でも、スタート直後のダンゴ状態では、
誰かと接触し、足を取られ転倒→次々くる他のランナーがおり重なり転倒の連鎖→事態がどんどん悪化
という状況を生んでしまっていました。
そのランナーさんは頭部をかなり深く怪我をされて、続行は不可能な怪我でした。
号砲直後のダンゴ状態は、他のランナーと足が絡まったりする危険が高いので、慌てず、周囲に注意しつつ進みましょう。
スタートラインに仕掛けられた罠!!
特に、あなたが超初心者なら、あなたの整列ブロックは、スタートラインからかなり後ろ方向のはず。
号砲が鳴っても、スタートラインを超えるまで、何分もかかることでしょう。
さあ!スタートラインにたどり着いた!
大抵、そこには有名ランナーや芸能人たちが、手を振ってお見送りをしています。そんな彼らに手を振っていると、
スタートラインに仕掛けられた、スタート時間を計測するためのケーブル
に足を取られてバランスを崩しかねません。
もちろん、ケーブルはむき出しではなく、カバーで覆われていますが、段差ができているので、プワ〜と浮かれた初心者ランナーの足などすぐすくわれます!
スタート直後は、この、
ダンゴ状態
スタートラインの段差
の二つに気をつけましょう。