送ってくれるはずなのに発熱
篠山マラソンの前日、いきなり熱を出した我が妻・お方さま。
ここ数日、ハードな仕事内容がたたったようでした。
花粉症だろうと思っていたので、直ぐに耳鼻咽喉科に電話。
帰ってきた答えは、
「108人待ちですけど…」
煩悩の数か!!
うちの嫁はん、除夜の鐘か!!
と余計なツッコミを入れそうになりましたが…。
その病院は、電話で予約し、順番が近づくと電話をしてくれるシステム。家で待ってればいいのですが…。
結局、3時間以上経ってやっと電話が来て病院へ行き、診察してもらいました。
念のため、インフルエンザのテストもしましたが、陰性でした。
でも明日の篠山の応援に連れてはいけません。夜には熱も下がりましたが、病み上がりを吹きっさらしの応援なんかさせたら風邪がぶり返してしまいます。
当初の予定ではお方さまはスタート地点まで僕をクルマで送って、その後、応援地点へ移動する手はずでした。
僕は爺ぃこと木上さんが教えてくれた「篠山ABCマラソン号」に乗って、電車で篠山口まで行くことにしました。
篠山ABCマラソン号に乗ったのは正解でした。臨時列車だったためか、乗客も少なく、目的地までゆっくりと座ることができ。
また車内にトイレもあるので、マラソン前のトイレ問題もゆっくりと解決することができました。
バス列はそれほど待たず
篠山口駅から、スタート会場がある二階町までのシャトルバスも運転されていて。
しかしこれが長蛇の列。
でも、ここにもボランティアの方がいて次々と列を捌かれていたので、思ったほど時間はかからずにバスに乗れました。
スタートロス、予想外の長さ。
驚いたのはスタートです。
篠山マラソンの制限時間は5時間だと勘違いしていたのですが、正確にはそうではなく。
陸連登録者は5時間20分。
未登録者は5時間10分なのでした。
登録者が先に号砲が鳴り、その10分後に未登録者グループの号砲が鳴るのですが。
未登録者の号砲がなってもスタート地点までなかなか進まず!!
スタート地点を超えることができたのは、号砲がなって10分以上経ってから。
5時間10分、道マラより10分のアドバンテージがある、と思っていたら、スタート混雑でもうチャラになっていました!!(^_^;)
素朴な、田舎のマラソンロード。
ド派手な衣装とかないけど、心のこもった応援!!
今日のため、一生懸命、練習してくれたんやね。ありがとう!!
20秒前に潜り抜けた関門を超えると、我らRUN友応援隊。隊長のアンディは、幾つものマラソン大会を応援して来た、応援のプロ。
この日のゲストランナー・5000m北京オリンピック代表の小林祐梨子選手から、「最高の応援!!」とお墨付きをもらった、超ハイテンションな応援団。
全ての関門を1分前や20秒前で切り抜けていた僕は、名物・しし汁を味わう時間すらなく。
こちらの記事でご説明した通り、関門アウトが確定した最後のしし汁エイドもすっ飛ばしていきました。
ちなみにしし汁は、荷物預かりの横で振舞われてたヤツを呼ばれました。疲れた体にしみたなあ!!
足の痛みに耐えかねてDNFした今回の篠山マラソンでしたが…。
本当の地獄は、ここからスタートしたのでした…。(T ^ T)
(「篠山マラソン外伝3」に続く)