今日もいろんなところでマラソン大会が開催されていますね、皆さん頑張ってください!
雨の予報も、なんとか天気も持ちこたえているみたいです。
さて、実は僕はまだ、参加したマラソン大会が大雨に見舞われた経験はありません。
途中で雨が降ってきた、という程度の経験ならありますが、
「雨水がシューズにまで侵入し、靴の中が水でグジョグジョ」
とまでなってしまった経験はありません。
マラソンのシーズンは、秋から冬。
もし、参加する大会が、気温が低く、かつ大雨の予報なら、体調次第ではDNS*1や、DNF*2という選択も視野に入れておいたほうがいいでしょうね。
低体温症など、深刻な体調悪化になる前に、勇気ある撤退という考え方も必要です。
さて、シーズン中はそうなんですが…
大雨ランの経験
真夏はどうでしょう?
真夏の雨ランは、僕は実は何度も経験しています。
北海道マラソンは、毎年、8月の最終日曜日に開催されます。いくら北海道とはいえ、当日の気温は28度や30度。
湿度が本州より低いので、過ごしやすくはあります。
でも、照りつける30度の太陽のもと、フルマラソンを走る練習をしないといけない。
だから、テレビで天気予報が、
「今日は、屋外での運動などはお控えください」
と注意喚起するその日に、キロ6:40より速い速度で*3、10km、20km、30kmを走らないといけない。
もちろん、危険が伴う練習になります。夏ランに関する知識がないと、やってはいけません。
自分自身の冷やし方。要所要所で濡れタオルを首に当てる、や、頭から水をかぶるなど。
水分補給も、ただの水ではなく、クーラーボックスでキンキンの氷とともに冷やしていた水を飲み、体内から冷やす、
さらに塩系サプリで塩分も補う、などなど。
その程度の知識や経験なく、むやみに真夏ランはしないようにしましょう。
さて、そんなある夏の休日。
朝から大雨の予報。でも家を出るまでは降っていなかったので、僕は大阪城へと向かいました。
しかし、着いたときは、激しい雨。
ザーザー降りです。
やはり、走る前からのザーザー降りって、かなりテンションが下がります。
もちろん冬なら練習中止でしょうが、季節は夏。
少しだけ走ってみるか!って感じで走り出すと…
とても気持ちいい!!
真夏の雨ラン、雨が体温を冷やしてくれるので、普段の夏ランほど冷水補給などナーバスになる必要もなく、
何より、激しい雨の中のランニングという、非日常的な経験が、とても気持ちが良かったです!
雨が、全てを洗い流してくれるような思いがしました!
それゆえ、1時間ほど走って、雨が小降りになり、雲間から太陽が覗いた時には、
「神様、どうかもう一度、大雨を降らせてください!」
と心の中でお願いをしたくらいでした。
大雨ランで注意すべきこと
雨ランには、気をつけなくてはいけない危険が潜んでいます。
雨が激しければ激しいほど、靴の中がグチャグチャになります。
これは防ぎようがありません。
これにより、長時間、この状態が続けば、足の皮膚がふやけてきます。
足の皮膚がふやけてくると…
普段はなんでもないような衝撃で、皮膚がスパッと切れてしまう恐れがあります!
しかも深く、鋭く!
ちょっとした段差につまずいた、とか、小石を踏んじゃった、とか、普段なら「あ、痛っ」程度で済んじゃうのに、皮膚がざっくり切れて、治癒に何週間もかかってしまう、予想外の大けがに発展する可能性があります。
皮膚の保護にワセリンを
この、水によるふやけを少しでも防止するためには、
「足にワセリンを塗る」
のが良いとされています。
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ワセリンの油分が水をはじき、皮膚がふやけるのを防いでくれます。
先に書いた、大雨ランの時を始め、少しでも雨が予想される日は、僕はこの足ワセリンを必ず実行しています。かなりたっぷり、足にワセリンを塗り込みます。
練習後、靴下を脱いでも、足がまったくふやけていませんでした。
靴の中で滑らないの?とか、時々聞かれますが、ワセリンを塗ったからといって、シューズの中で違和感を感じたことはありません。
足のふやけからくる、予想外の大けがから足を守るために。
足ワセリンは効果的だと思います!!