妻:女性専用車両にて。
夫:ウンウン。
妻;超・ミニスカートに、
夫:う!ウンウン!
妻:底の厚い、ヒール高いシューズ履いてたから!
夫:ウンウン!!
妻:真向かいに座ってる私にパンツ丸見えやった!
夫:うわぁ〜。
妻:ぜんぜん隠す感じもないねん。
夫:女性専用車両やから油断してるってことかな?
妻:そうなんかなあ…
夫:たまぁ〜に、「ワザと見せてる」系の女子がおるけど。
妻:そんな人おるの?
夫:女性専用にはそんな人はおらんやろなあ。
妻:うん。単に無防備って感じやった。
夫:そうなんや〜
妻:年の頃ならハタチそこそこ。
夫:若いねえ。
妻:黒の薄いタイツ履いて。
夫:うん?パンツ、見えないんじゃないの?黒タイツなら?
妻:薄いタイツやし、透けて見えてた。
夫:御意。
妻:キンッキンの金髪。
夫:若い子ぉにおおいね。
妻:ゴッリゴリのアジア顔。
夫:イタタタタ…
妻:黒のピッタピタの超ミニ。
夫:ただでさえ、座ったら即見え!のやつやな。
妻:甲が深めの、厚底のシューズ。ぶっとい、10cmヒール。
夫:ただでさえ「即見えミニスカ」に、そんなシューズやったら、モロ見えパターンやん。
妻:そうやな。
夫:何してたん?寝てたん?本でも読んでたん?
妻:ぽっか〜〜〜ん、って口開けて…
夫:口開けて?
妻:どこをともなく、虚空を眺めてた…
夫:ヤバいヤツなんじゃないの?
妻:ただ一つ言えることは。
夫:なに?
妻:その子は疲れてたんやで。
夫:何で?
妻:そんなミニスカ女子は、自己顕示欲が強いのに…
夫:ウンウン。
妻:女性専用車両にいた、ということは…
夫:…と、いうことは?!
妻:「座りたかった」んやで!パンツ見えるから女性車両しか座れなかったんや!
夫:はっ!!なるほど!!
妻:じっちゃんの名にかけて!!
夫:コナンか!!
妻:金田一じゃっ!!