2/12の「激レアさんを連れてきた。」に登場されていた、
「事情があって3年間もドアがない中身丸出しの家に住んでいた人」
として登場されていたカワジさんという女性。
今から10年前に中学一年生ということでしたので、現在は23歳くらい、ということですね。番組内ではサングラスをはめていらっしゃり、やや年齢不詳な感じがありました。
カワジさんの半生
番組内で紹介されていた彼女の半生はこんな感じでした。
1)父のDVにより、母、兄、妹とともに夜逃げ。
2)夜逃げ先は、母方の兄が経営する魚屋さんの離れ。
3)離れは魚屋が稀に宴会場として使っていた掘っ立て小屋。
4)離れはドアがない。
5)そこは4つの和室があるが、いちばん端(ドア側)の和室の襖は腐って取り外されている。
6)ドアがない離れの、いちばんドア側の和室に襖がないので、その和室は外から丸見え。
7)当時中1女子だったカワジさんがその部屋に住むことになる。
8)カワジさんは引きこもりの不登校なので、一日中、その部屋にいる。
9)様々な変態おじさんが彼女の部屋を襲撃する。
10)身を守るため、彼女は変態おじさんへの対処法を学ぶ。
11)それらの経験から、彼女は引きこもりから脱却。漫画家への道を歩みだす。
この話を、途中で「テラスハウス」風に撮影したり、変態おじさん襲撃を「おじさんクエスト」として紹介したり、面白おかしく説明していました。
変態おじさんの数々
レベル1 羽交い締めおじさん
まったく無言で、いきなり彼女の背後から羽交い締めにする。一度だけではなく、二度も彼女を襲ったので、警察に通報し、逮捕されていた。逮捕される際、自分が警官に羽交い締めにされていた。
レベル2 仁王立ちおじさん
歩道の真ん中から見える彼女に向かって下半身を露出させ、そのまま仁王立ちを続けるおじさん。
(若林:仁王立ちおじさんからしたら絶好の場所だもんね。ドライブスルー感覚で見せて、通り過ぎることができるワケだから。)
レベル3 モーニングシャワーおじさん
ある朝、就寝中の彼女の枕元に立ち、彼女の頭におしっこをかけた。
といった3人の変態たちが紹介されていました。
番組的には、これらのおじさんへの対処により、彼女は引きこもりから脱却し、ドアがない家でずっと通行人の姿を描いていたことで画力が向上し、漫画家への道を歩きだす、というストーリーで終わっていました。
ネット上で漫画として公開中
そして番組の最後で、これらの生活を彼女自身が漫画にして、ネット上で公開している、と紹介されていました。
弘中アナにより、
この漫画では、テレビでは言えないような、より強烈なおじさんも続々、登場
と説明がありました。
それがこれ。
この漫画を読んだ感想
ということで、この漫画を読んでみました。
漫画はまだ完結したわけではなく、続いています。だから今後も、さらに変なおじさんたちが登場する可能性がありますが…。
その内容たるや…。
まさに「悲惨」な内容でした(¯―¯٥)
ギャグ漫画の体裁で書かれてはいるのですが。
物語の核心部分は、にわかには信じがたいような内容もあり…。
無料で読める漫画ですので、ぜひ一読をお勧めします!!
ちなみに…。
弘中アナは、「テレビで言えないおじさんが続々登場」
と言っていましたが…。
テレビで言えないのは、変態おじさんの方ではなく…。
彼女の身内たちです。
つまり、番組的にはほとんど説明がなかった、
「なぜ、そこまでして夜逃げする必要があったのか」
という部分に直結してくる物語です。
そこには、「殺人」「自殺」というワードさえ見え隠れする、人として想像できる最も悲惨な家庭環境があり…。
よくぞ、彼女は引きこもりだけでとどまったな、という思いを強くしました。
前述の通り、ギャグ漫画の体裁で書かれているので読みやすいですが。
けっこうハードな描写もあります!!