3月22日に発症した、お方さまの謎の湿疹。
詳細は、以下の記事に書いた。
インターネットで皮膚炎について検索していると、似たような症状でお悩みの患者さんは多くいらっしゃるようだ。
「自家感作性皮膚炎」という病名の症状が、今のところ、お方さまに現れている症状とたいへん似通っている。
お医者さんから、「一生なおりません」などと言われ、悲嘆にくれた経験のある患者さんも多数、いらっしゃるようだ。
そんな先人の皆さんのブログなどを読ませていただくと、「漢方」で改善を見た、という意見が散見されたので、藁にもすがる思いで試して見ることに。
4月5日、命泉堂薬局さんへと赴き、カウンセリングを受け、食生活の改善の指導とともに、1週間分の漢方薬を処方される。
1日3回、服用する漢方と、皮膚科から処方された薬を併用すると、2日目で、若干ではあるが、腕の湿疹に改善が見られた。
▼4月5日の段階の腕。
▼今朝の段階の腕。写真では分かりづらいが、中央部分は成長が止まり、枯れて来つつある印象。また、腫れによる熱も収束しつつある。
また、首の下の湿疹も若干ではあるが改善。
塗り薬は使用を中止した。塗布すると、湿疹の腫れが増大する傾向があるからだ。
それでも、症状は、極めて若干ではあるが、改善の兆候が見られた。
そして昨日、4月9日、先週の血液検査から1週間が経過したので、検査結果を伺いに再び、坂本クリニックへ。
この検査結果で、少しばかりショッキングな事実が判明した。
猫にアレルギー反応が出たのだ。
▼猫アレルギー、クラス2、陽性としては一番低いものの、まさか大好きな猫にアレルギーがあるとは思わなかった。
その他、花粉はヒノキの方がアレルギーがきつい、と思っていたのが、ヒノキは疑陽性のクラス1で、スギ花粉の方が陽性のクラス3であることなども意外であった。
お方さまは、猫と犬が大好きなのだ。近所にある親戚の家では、現在、猫が4匹住んでいる。
また、そことは別の親戚でも1匹、飼っているのだが、お方さまの症状が発症した3月22日は、この1匹飼っている親戚の家に行った日なのだ。
この症状と、その家の猫との間に因果関係があるのかないのかはわからないが。
検査結果を聞いた帰り道、実は4匹の猫がいる親戚の家に寄る用事があった。
お方さまは、ちょっと寄ってすぐ帰るから平気だ、という。
それなら、オレが家に入り、用事を済ませるから、あなたは家の外で待っておきなさい、というと、あからさまに不満顔をする。
何が不満なのだ、と聞くと、
「親戚の人は、私が家の外まで来ているのに、なぜ中に入らないのだ、と不満に思うだろう」
などと、訳のわからない発言をする。
この人は、こういうところがある人なのだ。
僕は怒りを覚えたが、お方さまは今、辛い皮膚炎で身も心も辛い状況だ。諭すように、僕はいった。
「猫アレルギーがわかった以上、猫がいる家には入らない方がいい。今日、何のために検査結果を聞きに行ったのだ?今後、猫とどう接していくかはこれから考えるが、もし今日、猫がいる家に入って、若干、改善しかけた症状がぶり返したら、どうするのだ?もう一度言う、今日、何のために、検査結果を聞きに行ったのだ?」
「…わかった」
とお方さまは不承不承、納得した。おそらくオレがいなければ、猫の家に入っていたことだろう。
「電話をして、事前に状況を伝えておくわ。家の前まで行くが、中には入れない理由を説明しておく」
と、言って、親戚に電話をしていた。
果たして猫が原因なのか、他の原因なのかはまだわからない。なるべく原因となる物質を排除し、少しでも早く病状が回復するようにしよう。
早くよくなりますように。