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「激レアさんを連れてきた。」2/26放送分「小学5年生から40年間ずっと1人の男性に片思いをし続けていて未だに最初の情熱を保っている人」。『もし生まれ変われるなら、こんな人生はイヤだ』と言った彼女の言葉に救われた、悲しい恋の物語。

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今回の激レアさんは、番組が始まって以来、初めての投稿ネタ、ということでした。

 

番組のHPに自ら投稿されてきたネタである、ということ。

 

のちのちわかってくることですが、「タジマさん」と名乗られているこの女性。

 

おそらく、かなり男性っぽい性格であられるのではないか、と思います。

 

小学生時代、嫌いな給食のパンを机に押し込んだり。男子と頻繁に喧嘩したり。

 

子供の頃は、そんな傾向は女子にもあるかもしれませんが…。

 

最後に電話で登場した、彼女の想い人・「ハルタくん」も彼女を評して、

 

「元気ではっきりものを言う女性だった」

 

との印象を述べられています。

  

そんな彼女も、50を超えて、もう何か吹っ切れたのか…。

 

自分の恥となるような話を、テレビの前で堂々と話していました。

 

 

10歳の時、転校してきたハルタくん

 

男子と対等に渡り合う、男勝りのタジマさんの隣の席になった転校生のハルタくん。第一印象は

 

およそタイプじゃなかった

 

 

とのことでした。

 

普段は寡黙なハルタくんが笑顔で話しかけてきた様子を見て、いつしか彼に淡い恋心を抱くようになったタジマさん…。

 

その人がそばにいるだけでドキドキすると言う、初恋の心の温度を、

 

40年経過した今も保っている、と言うタジマさん…。

 

5年目「ハルタが好きすぎて…」

 

’82 告白(5年目 15歳)

 

ハルタくんと同じ塾に通い、距離を縮めようと試みるタジマさんは、

 

その塾に通う他校のイケメン男子から告白されてしまいます。

 

すると彼女は、そのイケメン男子に対して…。

 

ハルタくんの第二ボタンをもらってきて

 

と依頼。

 

ハルタくんしか見えていないゆえの残酷な一面を見せます…。

 

(ちなみに頼まれた男子は、普通にハルタくんから第二ボタンをもらってきてくれたそうです)

 

そして中学を卒業するとき、ついに思い切って告白します!!

 

タジマさん:ちょっと話があるんだけど。

 

ハルタくん:何だよ。

 

タジマさん:…。

 

ハルタくん:…。

 

タジマさん:ずっと前から好きでした!!

 

とだけ告げると、走り去ってしまいました!!

 

弘中アナ:これはなぜ走り去ってしまったんですか?

 

タジマさん:絶対、告白してもNO!!って言われるだろうと思ってたんで。

 

YOU:走り去らなかったら、もしかしたらもしかしてたってことですよね?

 

タジマさん:ないです、ないです。

 

YOU:いや分かんないでしょそんなの。

 

タジマさん:ないです、2,000パーセント絶対ないです。

 

YOU:2,000パーセントって…。久しぶりに聞きましたよ。

 

若林:タジマさん、15歳の時のテンションになってましたよ!!

 

 

高校時代、タジマさんは女子校へいきハルタくんとは離れ離れ。

 

家が近かったこともあり、バス停でハルタくんを見る機会はあるものの、接触する機会はなく。

 

卒業後、彼女は就職、ハルタくんは大学へ進学。別々の道を歩むことになります。

 

’85 熟成(8年目 18歳)

 

呉服屋さんの営業に就職した彼女。

 

「営業は断られてからが勝負!!」

 

と言う、誰もが聞いたことのあるモットーを叩き込まれます。

 

当時のタジマさんの写真は、目鼻立ちがはっきりとしたかなりの美人。

 

言い寄る男も多かったのでは、と言うほどの美人なのに、彼女は仕事が終わると親友・シガの家へ行き、延々と「ハルタ話」をしていた、とのこと。

 

若林:どう言うこと(話)を言うんですか?(シガ宅で)

 

タジマさん:ええっと…。会いたいなあ…。って。

 

若林:(苦笑)どうやって聞けばいいんですかシガは。シガ、(なんども同じことを聞くのは)難しいわ!!

 

タジマさん:シガさんには、小学校6年の時に彼女が転校してきたんですけど、ここまで(18歳)の間、ずっとその話をしています。

 

(場内爆笑)

 

若林:タジマぁ!!(苦笑)…。マジですか…。

 

 

13年目「奇妙な告白」

 

’90 告白再び(13年目 23歳)

 

延々、13年間、タジマさんからハルタ話ばかりを聞かされてきたシガさんが…。

 

ついにキレます!!

 

ある日、

 

シガさんは仕事中のタジマさんを拉致、そのまま公衆電話のところまで連れて行き、

 

「今すぐ告白しなさい!!」

 

とタジマさんに強く命じます!!

 

シガさんの気迫、そしてハルタくんへの電話、ともにものすごく怖かった、と言うタジマさんですが、ついに、二人で会う約束を取り付けます。

 

ハルタくん:話って、何?

 

タジマさん:人の平均寿命は72年だよね。

 

若林:(苦笑)なにその入り…

 

ハルタくん:…。

 

タジマさん:そのうちの3ヶ月でいいから付き合って!!

 

若林:(爆笑!!)

 

YOU:おもしろい!!悪くないよ!!

 

若林:これ、悪徳訪問販売のやり方じゃないの?最初、長いやつ聞かせて。(後から短い期間でその気にさせる)

 

YOU:着物の営業をやりすぎたのね。「3ヶ月、お試しになられては?」

 

 

ハルタくん:いや、無理。

 

若林:やっぱりそうか。変だもんね!!

 

弘中アナ:しかしこの瞬間、タジマさんの脳裏にある言葉が浮かびます。『営業は断られてからが勝負!!』

 

 

タジマさん:でも、ボランティアだと思って。

 

ハルタくん:勘弁してくれよ。

 

タジマさん:2番目でも3番目でもいいからー!!

 

ハルタくん:…。昔、タジマの机からカビパンが出てきた。ショックで女として見られない…。

 

YOU:パン ギューしてたからな…。

 

若林:どこの伏線を回収してんだよ!!

 

 

タジマさん:(号泣)

 

ハルタくん:…。3日間、考えさせてくれ。

 

若林:相当泣いたでしょう?

 

タジマさん:『営業は断られてからが勝負』って言われてたので。1回で断られたのなら2回3回言いなさい、って店長から言われていたので。

 

若林:(苦笑)…。営業は、ね。

 

タジマさん:一生懸命、自分のスキルで頑張って。

 

若林:かなり泣きましたね?

 

タジマさん:いいえ。そんな、『ウワーン』じゃなくて。(涙が)止まらない感じ。

 

若林:泣いてんじゃねえか!!

 

 

と言うことで悩み抜いたハルタくんからの返事は、

 

3ヶ月付き合おう

 

と言うことに。

 

付き合っていた頃の写真のタジマさんは、面長で色白の、北海道美人という感じ。

 

ハルタくんの顔は隠されていました。彼には現在の生活があるから、でしょうが。

 

若林によれば、

 

オフの時の春日に似ている

 

とのことでした!!

 

こうして3ヶ月間は遊園地やボウリング、スキーなどで楽しみ。

 

自ら進んでホテルへと誘い、初体験もハルタくんで済ませ。

 

しかし、この夢のような時間も、

 

ハルタくんの転勤

 

という形で幕を閉じます。 

 

17年目「衝撃の真実」

 

そして26歳の時…。

 

ハルタ結婚。

 

タジマさん:声を大にして泣いていましたね。一晩中。

 

新しい恋をして全てを忘れたいと、彼女は以前から言い寄られていた年上男性とデートを重ね。

 

ある夜、初めてハルタ以外の男性とキスをしそうになったその時…。

 

まさかのリバース!!

 

つまり、吐いてしまったわけですね…。

 

若林:どうでした?相手の男性は?

 

タジマさん:もう、ドン引き、ですよね…。

 

 

この出来事により、タジマさんは、

 

もう私、ハルタくん以外とは無理っぽいな

 

と悟ります。

 

30年目「謎の境地」

 

’07 神様(30年目 40歳)

 

ハルタくんを思い続けることをライフワークにすると決めた彼女。

 

もはや彼女の中でハルタくんは恋愛の対象を超えて、「神」の領域に達した、とのことでした…。

 

呉服業界で働き続けた彼女が、ある呉服店オーナーから1店舗任されることになり、その呉服店の名前を

 

呉服店「はるた」

 

と命名します。

 

その他、自分のメルアドも、

 

haruta@〜

 

にしていました。

 

現在のハルタ氏への電話取材

 

そして番組はこのハルタさんに電話取材を敢行。

 

タジマさんを覚えていますか?の問いには、

 

はっきり覚えています。元気でなんでもはっきりものを言う女性だったと言う記憶があります。

 

そして、今でもハルタさんのことを好きだと、思っていると言うことなんですけれども、と言う問いには、

 

全然知らなかったです。嬉しい面も当然ありますけれども、軽率な言葉では言えない面もあります。

 

タジマさんとは小学校からの付き合いで、もう40年近く経つんですけど。その中でお付き合いさせてもらって。

 

素晴らしい女性だったと言うのもありますし、幸せになってもらいたいと思います。

 

と、とても大人な、素晴らしい返答をされていました。

 

ある程度、編集されていたかもしれませんが、少なくとも「迷惑」とか「こわい」とか、そんなネガティブなワードはなく、おそらくはそんな言葉は口にされない、優しく、他人を思いやる人物であるような、声のトーンや話し方でした。

 

おちゃらけで有名な弘中アナも、赤く腫らした目で、最後にタジマさんに聞きます。

 

弘中アナ:40年、ずっとハルタくんを想い続けた月日。振り返っていかがですか?

 

タジマさん:もし今度生まれ変わったら、こんな人生はイヤですね。次に生まれてくるときは男がいいです。男だったらこんな恋愛をしていても、普通にたぶん結婚をして、普通の人生を歩んだと思う。

 

タジマさんが今後、どんな人生を歩まれるのかはわかりませんが。

 

彼女に幸あらんことを、と願わずにはいられない、そんな内容でした。

 

 

3/5まで、Tverで視聴可能です!!

tver.jp