お方さまの叔母にあたるS子叔母さん。
とある8歳の男の子と、6歳の女の子の母親がいなくなってとき。実父はいましたが、病気で何もできない。
幼い兄弟を引き取り、親代わりになってくれたとき、S子叔母さんはまだ26歳でした。
女の子が小学校の入学式、わずか27歳でS子叔母さんは、自分の子供でもない女の子の母親がわりとして、写真に写ってくれています。
そんな肝っ玉人間のS子叔母さんなだけに、
こんな一面もあります。
心の優しさでは、他の誰にも負けませんが、その代わり…
怒らせると、こんなに怖い人もいません。(^◇^;)
昔、わが町・八尾にあったとあるラーメン屋さんにて。
あまりにも、ラーメンがまずかったものだから、S子叔母さんは、本気で厨房まで怒鳴り込みに行きそうになっていました。
でも、そこは、旦那さんであるD叔父さんがなんとか引き止めましたが…
あまりにも腹の虫がおさまらないS子叔母さん。(どれだけマズかったんや、そのラーメン…)
帰り際、テーブルの上に、コップの水をインクがわりに、箸をペンがわりにして、
「まずい」
と書き残して、お金を払い、立ち去ったのでした…
(ちなみに、ほどなくしてそのラーメン屋さんは潰れました…)