走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

MENU

サブ4!!第4回目の放送見ました。初めての10km走。そんなことより目についた、この番組の問題点…。

f:id:maddiehayes9915544:20180427170124j:plain

 

サブ4!!の第4回目の放送見ました。

 

今回は10kmを走る練習ということで。

 

3人の初10km走の模様が丁寧に放送されていました。

 

暑さ対策

 

7月の函館マラソンを目指すということで、暑さ対策という側面も強調しながらの10km走。

 

給水がいつでもできるようにと進めていたボトルポーチ、番組内で使われていたのは「ユレニクイ」でしたね。

 

 

ちなみに、番組内で紹介されていたのは数あるシリーズの中の「ユレニクイ プロ」のトリコロール。

 

 

www.shop-rws.jp

 

10km走の結果は

 

中村静香の離脱はファインプレー!

 

まず先週、左足首を痛めた中村静香は、結局1週間が経っても怪我が完治することはなく。

 

スタート直後は足を引きずるように走りながら、わずか1kmで離脱。

 

石川コーチという方が、とっさに歩くよう促してらっしゃったことにホッとしました。

 

先週の放送では、明らかに足を引きずっているにもかかわらず誰も彼女を止めなかったのは、素人目に見ても「?」な部分でした。

 

今週もあんな場面が続くようでしたらコーチ陣への不信が出てきてもおかしくないような状況で。

 

石川コーチ、ナイス判断!と画面に突っ込んでいました。

 

彼女は少しウォーキングして終了。

 

あとの2人は10km完走します。

 

バラバラに走る2人

 

吉竹史と澤山璃奈は3km過ぎまでは一緒に走るものの。

 

そこからは吉竹アナがスピードを上げ、澤山さんに大きく差を開けて走ることになります。

 

すれ違いざまに見えた最大の問題点

 

歩いてスタート地点へと戻ってきている中村さんと、速度を上げて走る吉竹アナがすれ違うとき…。

 

この2人の間に、

 

何もない

 

のがとても気になりました。

 

絆ゼロの2人

 

どちらかが声をかけることもなければ、ハイタッチもなく。

 

アイコンタクトすらない。

 

すれ違いざまに見えたのは、ややギクシャクした人間関係。

 

中村静香と一緒に歩いている永井大がわずかに声をかけるものの。

 

チームメイトであるはずの中村さんからも、走っている吉竹アナからも、なんのアピールもなく。

 

もちろん、吉竹アナは初10kmを確実に完走すべく集中し。

 

中村さんは怪我をしてしまったため走れない悔しさで胸中がいっぱい、他人を思いやる余裕などない。

 

という状況はわかるものの。

 

お互い目を合わせ、片手を上げる、くらいはできようものの…。

 

まるで他人同士であるかのようにすれ違う…。

 

あのシーンは印象的でした。

 

第4回現在、確実に欠如しているもの

 

市民マラソンの醍醐味の一つが、仲間同士の絆だと思うんですよね。

 

そんな甘っちょろいモン、自分は求めていない、っていう人もいるでしょうが。

 

素人ランナーが、ただただ孤独に走るよりは、志を同じくする人たちとつながって、一緒に練習したり、走っている友人を応援したり励ましたり。

 

それがマラソンの絆であり、醍醐味。

 

速いが正義じゃない。遅いが恥じゃない。

 

42kmという非日常の距離を走ろうという気持ちこそ、同志の絆。

 

まだ4回目の放送ですが、この番組に欠けている部分ってそこかな、と今回の放送を見て強く思いました。

 

ランニングシーン演出の難しさ

 

番組的には、中村静香が足を怪我してしまったことは仕方がないと思います。

 

怪我をすると練習ができなくなる

置いてきぼり感が強くなる

そこをこらえて治るまで走らず、別の練習をする、

 

という、ランニングにつきものの側面を映すのには必要なアクシデントだと思います。

 

吉竹アナと澤山さんは、共に、スタート前は、10kmが走れるかどうかわからない初心者。

 

自分たちが走りやすいと思うスピードで走らせる、という意図はわかりますが。

 

2人がバラバラに走ったため、コーチもどちらに着けばいいのかわからず。

 

コーチが離れてしまった人は完全に1人で走らねばならず。

 

視聴者としても、どこを見ていいのかわからない展開になっていました。

 

理想を言えば、吉竹アナと澤山さんは同じペースで走り、その中央を片岡コーチが走り、湧き上がってくる疑問などをコーチが答える、という形が一番良かったと思いますが。

 

それぞれが適正と思えるペースが違うので、それも難しかったと思われます。

 

ただし…

 

前述したように、すれ違うチームメイトにハイタッチや「頑張って」の掛け声はおろか、アイコンタクトすらないあの3人の人間関係には…。

 

かなりの疑問を感じずにはいられず。

 

3人の絆はまだゼロ、という事実が浮き彫りになりました。

 

絆を生ませない演出?

 

演出そのものも毎回、1人ずつに今日の意気込みなんかを聞きますが。

 

3人の意思疎通がなされる場面はほとんど皆無。

 

カメラが回っていない場面では、もしかしたらとんでもないギズギズ具合なのかな?と、変な勘ぐりすらしてしまうほど。

 

終了後の今日の反省点などを永井大が聞く場面も、なぜか1人ずつ別々に聞きます。

 

他の人に聞かれたくないような本音を引き出す、という意図はわからないではないですが。

 

あの演出が、3人の間に秘密主義を芽生えさせているような気もします。

 

まだ4回目のロケなので、仲間意識も芽生えていないのかもしれませんが…。

  

澤山璃奈の明るさに、わずかな光明を見出しているような状況です…。

 

真摯にランニングに向き合っている番組であり、その点では共感を覚えますが…。

 

演者達は、フルマラソンサブ4を、単に仕事として考えているかな、と。

 

やはり、走ることが楽しくて仕方がない、という人と、単に仕事として捉えている人との温度差を感じてしまった回でした。

 

ランニングには、早く走る、目標を達成する、という面とともに、

 

仲間と楽しく走る

 

という側面があるということも、番組制作において考えていただきたいな、と感じた回になりました。